ロマンスに花は欠かせない。でも真冬なんだけどなぁ……とインスタグラムを覗いたら、素敵な花の写真が次々と見つかった。中でも心惹かれるのは、摘み草をキュッとつかんだ小さな花束。 春の訪れを前に 、ウォーミングアップしてみては?
🛋LIFESTYLE
キュッとつかんだ小さな花束♡世界の摘み草インスタグラマー#05 ポルトガル在住Catさん「摘み草の花束を君に」
収穫期の夕飯は、水菜、スプラウト、レタスの中に、紫のブロッコリーが花のよう。
こちらはある日のディナー。
ジャスミンの花は飲用に。
タイムと自家製オリーブオイルをふりかけた玄米に、紫キャベツ、レタス、ホウレンソウと、たくさんの花をのせて。
たくさんのカモミールを摘んで、さてどうやって使おうか?
ある日の朝ごはん。
猛毒を持つジギタリスも。
イラクサは化粧品に?
ヒマワリは、Catが好きな花のひとつ。「ヒマワリって、とっても魅力的。眺めているだけで笑顔になれる。そう思わない?」
Catにとって野の花を摘むことは、食材を選ぶことでもある。
「暖かくなったら、毎朝、夜明けと共に庭を歩く。その時間が大好き。野菜と一緒に、たくさんの花も摘むの。とくに、カレンデュラ、ヒマワリ、ズッキーニの花は、うちの食卓の定番!」。
そして勉強熱心な彼女は、その特性を知ることにも余念がない。
「ある日突然に花開き、あたり一面を1年中いろんな色に染めてくれる。だけど野の花は、感動を与えるだけじゃない。いわゆる雑草だって、たくさんの効能を持っているんだから」。
いまは、春が待ち遠しい。引っ越す予定なのだ。
「きっと微妙に違う花を発見するのよ。そしたら小さな花束にして部屋に飾ろう。もちろん、ほとんどは食べちゃうけどね」
Cat≫ 母、ファーマー、カメラマン、etc。ポルトガルの山に暮らし、オーガニックガーデンや鶏の世話をする日々。薬草学に興味を持ち、オリジナルの化粧品も作っている。theolivetreesandthemoon.com