サトウリカコさんにご紹介いただいたのは、ライター兼 写真家の小嶋真理さん。
「昨年の10月末、結婚を機にアブダビへ引っ越してきました。日本から持ってきた家具は母から譲り受けた椅子と、友人からもらったテーブルのみ。セカンドハンドで面白いものを探すつもりが、煌びやかなものが大好きな石油大国UAEでユーズド品を買う文化はあまり根付いておらず。インテリアは、ほぼIKEAとホームセンターにて調達しました。」
小嶋真理さん 暮らしの3か条
1. 毎日運動。有酸素運動をしてからの筋トレ。
2. 携帯を持ち歩かず、何も考えない無の時間を作る。
3. 毎食食べたものをメモする。かれこれ2年以上続けています。
最近やってきたラブリーブーム
寝室はシンプルで、ベッドと鏡台があるのみ。ベッドシーツは必ず白、このこだわりは高校生の頃から変わらず。幼い頃からガーリーなものにハマったことがなかった反動なのか、最近になってハートモチーフやキラキラしたもの、ピンク色が大好きになってしまいました。ニコちゃんマークのホックとレインボーの貯金箱はアブダビの百均で発見!
クリエイターの作品がいっぱい!
リビングは雑貨が混在していて、ちょっとした万博感が・・・。植物は近所の観葉植物専門の市場で購入。背の高いものが鉢付きで安く手に入るし、交渉次第なところもあるので、まとめて買うからと値切ってゲット。実際に乗ることができない手作りスケボーは姉妹イラストレーターユニットstomachache.妹のともえちゃん作。
本は重くて日本から持ってくるのが大変だったので、お気に入りのみを吟味して持参。金の額縁に入れた絵はstomachache.姉ののぶえちゃん作。写真下の銀の額縁に入っている作品はシカゴのアーティスト、トーマス・コンさんの作品。何のゆかりもない地に引っ越してきてしまったので、孤独を感じそうになるとトーマス爺のBe Happyという言葉に勇気付けられてます。(トーマス爺、そろそろ渋谷のユトレヒトにて展示があるそう!)
こちらのソファーはツギハギがダサくてなんか良い、ということで購入。しかも若干ラメ感もあって気持ち悪い(笑)。
アメリカの友人がお土産にくれた8ボール、台湾で手に入れた手のモチーフの名刺受け、クリスタルをサイドテーブルに置いて、若干のスピリチュアルゾーンが出来上がっています。壁には結婚指輪代わりに購入した山口洋佑の絵が鎮座。
代々木上原にある大好きなお店SUPPLYで買ったstrayratsのパンチの効いたラグを壁に。友人りさちゃんのolgagoosecandleのドッグキャンドルは、鎖でつながれているワンちゃんたちに一目惚れ♡ さらにはそこへ近所のスーパーに雑多に置かれていたジーザスの電子キャンドルを置いたため、宗教色が強くなってしまった一角。テレビの代わりに買ったプロジェクターを使って壁にYouTubeを写してダラダラと過ごすリラックススポット。
ヘンテコなのに、なぜか惹かれてしまう
作業スペースのチェリー柄のミシンはアブダビで購入。モーターがしっかりしていてかなりタフ!ペン立ては実家のご近所にある出西窯のもの。部屋のいたるところに出西窯の焼き物が置いてあります。
逆さの顔がチャーミングなgroup partnerの鉢は、渋谷の16で一目惚れしてここまで持ってきました。キャンドルホルダーと一輪挿しは、IKEAとニッチな陶芸家Per B Sundbergコラボの限定商品。おじさんとどでかいキノコとバナナという世界観に踏み込んだIKEAはすごいと思う。真ん中のキャンドルホルダーは、本当は魚のオブジェだけど横に倒さないと機能しないヘンテコ商品。
シンクの上のMY仏壇?
私が家の中で一番気に入っているのは、トイレのシンク上にある私専用の仏壇。本物の仏壇ではないけれど、もともと何かを飾り始めると仏壇じみてしまうクセが。がっしりとしたアラビアン調のガラス製のキャンドルホルダーは、またもやアブダビの百均で発掘(安すぎじゃなかろうか) 。UAEの初代大統領ザイード氏の置物、苺のコッテリとしたキャンドル、そしてフラミンゴのピンクライトが決め手。加賀美健さん作の生理ナプキンなどのステッカーシートもピンクのフレームに入れて飾ってあります。