私と部屋 vol.67 白、黒、木のベーシックな配色。愛犬とくつろげるデザイナーズで、仕事もプライベートも快適に ー 相葉キョウコさん

大人数で集まった時にもわいわい楽しめるリビング。朝は日当たりが良く爽やかな気分で過ごせて、夜は明るすぎないライトでゆったりと落ち着けます。本棚とのバランスを考え、センターテーブルは圧迫感のないガラス製にしました。手の届くところに本やブランケットがあるので、気を抜いてだらだらと過ごせる空間です。

家の中で唯一のイエローカラー、IKEAのウイングチェア。5年前からずっと欲しかったものを今年やっと購入しました。ワンポイントとして目立ちつつも木目やグリーンと馴染んでいて、とても気に入っています。昼間は愛犬に陣取られていますが（笑）、夜は大体この椅子で本を読んだりして過ごします。

全体的に白、黒、木目、の3点を意識して、生活感がありつつも統一感が出るよう心がけています。リビングの隅にあるのはDJコーナー。クラブイベントに呼んで頂いた前日などはここで作業しています。

ダイニングキッチンの金具や蛇口は黒、ツールもなるべく黒で統一。備え付けのタイルも含めシックな配色になっていたので、家全体のカラーリングもこちらを起点にしています。オープンシェルフだとどうしても食器などが丸出しになるので、逆に見せたい食器を集めるようになりました。

キッチン横のスパイス棚は自分で取り付けました。スパイスカレー用の10種類は瓶が可愛かったので既製品のまま。毎日よく使う出汁や胡麻などは、大き目のガラス瓶にラベリングしています。コンロ横の壁に置いてあるので取り出しやすく、視界的にも楽しめる一角です。

家の中で一番日差しのいい窓際には、少しアンティーク要素のあるカリモクのソファを配置。朝食を食べたり、仕事の合間にお茶を飲んで休憩したり、ふとした瞬間に立ち止まって座れるスポットです。こちらでも愛犬が我が物顔で就寝中。

一日の大半を過ごす仕事部屋。機材の黒が浮かないよう、棚やライトも黒を選んでいます。竹製のテーブルトップは、周りの黒に負けず明るく清潔な印象を保ってくれます。パソコンや文具など硬い印象の物が多いので、ふと顔を上げた時にドライフラワーやグリーンが視界に入るようにしています。

寝る前にあまり視界に情報を入れないよう寝室は極力シンプルに。でもベッドのどこでも気持ちよく寝たいので、クッションはたくさん。仕事柄 夜中や明け方に起きるので、すぐ時間がわかるように時計はAmazonEcoの液晶タイプにしました。起床と共にアレクサへ天気を聞けるところもお気に入り。

起き上がると窓際の大きなグリーンが見えて元気が出ます。壁掛けテレビを導入してから映画やドラマを楽しむ機会が増えました！仕事のない日はベッドの上でNetflixやHuluを観たり、愛犬たちと昼寝したりしています。

帰宅時や人が来た際の第一印象が「良い匂い」になるよう、玄関にはフレグランスを。SHIROのホワイトティーが最近のお気に入り。床がグレーで全体的にモノトーンな場所なので、柔らかな色味のグリーンを置き、その陰自体もアートになるような配置にしています。