私と部屋 vol.69 ふたりと一匹。空間を彩る四季の魅力とクリエイティビティ ー 金田遼平さん＆文香さん

この部屋へは昨年越してきました。自分たちの好きなものがたくさん集まって、博物館とギャラリーと本屋をごちゃまぜにしたような空間になっています。

一番の決め手は、窓の外に広がる神宮の杜の景観。秋には深緑が紅葉に染まっていく様子を、冬には木々の雪化粧を眺めたりと、季節の移ろいを感じられることが毎日の幸せです。

KARIMOKU NEW STANDARDのちゃぶ台を囲む、お気に入りのリラックススペース。南部鉄器で沸かしたお湯で美味しいお茶やコーヒーを淹れて、ふたりでよくくつろいでいます。シックな花器と湯呑みは友人のKansai Noguchiさんの作品。

写真や絵画、夫の作品など、アートを飾るスペースが多いことも我が家のお気に入りポイントです。壁にある立派な鹿の骨は、鹿好きの夫が友人から譲り受けたもの。

早く起きた人がリビングで音楽を流すのが朝の日課です。m-floの☆Taku Takahashiさんに〈SONOS〉のスピーカーを教えていただいて、デザインと音質の良さにハマり、リビングに3台導入しました。音楽や映画の音に包まれる心地よさ！最高です。

ふたりとも本が好きで、小説や漫画にはじまり宇宙や動物、レシピ、デザイン、アートなど、どんどん本が増えています。インスピレーションのもとや仕事の息抜きにもなる、大切なコレクションです。

ダイニングにある〈HAY〉のチェアは、軽くて座り心地もよくお気に入り。本棚の上半分にはフィギュアやアート、下半分には本や収納ボックスを配置し、モノが多くてもスッキリ見える空間を目指しています。

ベランダには人工芝を敷きミニドッグランを作りました。毛足の長いものを選んだので、感触はとてもふかふか。暖かい日にはここでピクニックをしたり、寝転んだりと、良いチルアウトスペースになっています。

ヴィンテージのシェルフには京都の実家や海外、陶器市などで少しずつ集めた作家さんの器やガラス作品を。もともと備え付けられていたキッチンの仕切り窓を外し、料理をしながらリビングとの会話も楽しめるようにしました。

Aphex TwinのPVに登場するテディベアを6体も集めてしまったので、ARKESTRAで購入したワイヤーバスケットに集合させています。ピンクのシルクスクリーンはWill Sweeneyの作品。

部屋のあちこちには、季節の花やドライフラワーにした思い出のブーケを飾っています。クセが強めの花瓶たちは、友人のアーティスト・magmaの作品や、福岡の花器屋さん・blumoなどで手に入れたもの。

〈BARBAR × GEN GEN AN幻〉の茶香炉もお気に入りの癒しアイテム。柔らかい茶葉の香りと、こぼれる灯りが素敵です。プレゼントでいただいたもので、遊びに来た友人にもよく褒めてもらえます。

映画やアニメを自宅＆大画面で味わえる幸せ！Ankerのプロジェクター・Nebula Mars II はコードレスでどこでも気軽に使えるので、寝室や旅先の宿で活躍させることもできます。買ってよかった家電ベスト5に入るアイテムです。