白い壁にはそのうち絵を飾りたい
松田ゆう姫
アーティスト
扉を開けると、三方が窓の明るい空間が広がる。すっきり!
「夏は風通しがよくて涼しくて最高です。ここでは音楽は作らず、絵を描いたり、料理したり。友人を呼ぶことも多いですね」
キッチンの広さもポイント。リビング向きの長いカウンターには物をほとんど置かず、料理上手なゆう姫さんが、キッシュなどの粉ものレシピを生地から作る作業台としても活躍している。キッチンに置いたスツールに座りパソコンを開くのも、落ち着く日常のひとコマだ。
「リビングのテーブルは色味と脚の作りがかわいくて、長さ2m弱にサイズオーダーしました。大きいのに天板が薄いのも気に入っています」
大家族用にも思えるこのテーブルも、上に何も置かれていない状態がデフォルト。それが、絵の道具を広げると、みるみる埋まってしまう。
「〝クリエイティブ〟のためにも、部屋は片づけておきたくて。きれいに掃除してから絵を描き始めて、描き終わった後がいちばん散らかっている。いつもそんな感じです」