私と部屋 vol.93 白壁に映えるアートコレクション。空間の使い分けで、趣味も暮らしものびのび ー 日下 拓哉さん

東京に出てきてから2回目の引っ越しで選んだ部屋。今までは駅近など利便性を重視していましたが、30歳も過ぎ、リビングが広く、静かな部屋で過ごしたいと考えるようになりました。ダイニングスペースの家具はすべて〈アルテック〉で統一。曲線の美しさや、空間への馴染みの良さが気に入り愛用しています。

光がたっぷり差し込んで、いつも気持ちよく過ごせるリビング。大きい窓が2つある広い部屋にずっと憧れていたので嬉しいです。並べているのは、ブルーノ・マットソンがデザインした〈天童木工〉のイージーチェア。

窓際の壁には、山瀬まゆみさんのアートワークを。勤務する「ビームス T 原宿」でもアートショーを開催して頂いた作家さんです。かなり大きな作品で、目立つ場所にどーんと飾っています。

リビングの壁に飾っているのは、バイクライダーのMASSAN×グラフィティアーティストのPEZによるコラボレーション作品（左）と、ライダーのchasの写真（右上）、そして友達のNBくんの作品（右下）。数あるアートの中でも写真という媒体が好き。この3点は特にお気に入りです。

ドア横には、サンフランシスコのカルチャーや自転車に魅了されるきっかけとなったアーティストの1人、ダスティン・クラインの作品を。自身が企画した「BEAMS T」のアートショーでも出品した、思い入れのあるシリーズ。

アーティスト・Haroshiのスケートボードも好きで集めています。本人のサインが入ったソフビは宝物！どれも大切に保管しています。

寝室のベッドサイド。雑誌やスニーカー、バスケットボールのアイテムなど趣味のもので溢れています。男の子気質がそのまま表れていて、ごちゃごちゃです（笑）。

良く履くスニーカーはスタッキングできるクリアボックスに入れ、積み上げて収納しています。他にも履いていないスニーカーが箱の中でたくさん眠っているので、近日中に断捨離します…。

玄関の様子。壁にあるPEZの作品（右上・右下）と、〈ボット〉のTEITOさんの作品（左）が出迎えてくれます。「NO FUN」のテキストがポップなキートレイもお気に入り。