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スタイリスト・木村舞子さんと一緒に、サステイナブルライフへの道!vol. 4 “STAY HOME” 今できることを考える

スタイリスト・木村舞子さんと一緒に、サステイナブルライフへの道!vol. 4 “STAY HOME” 今できることを考える

最近、環境問題が深刻になる中で、Greta Thunbergをはじめとしたアクティビストや様々なセレブリティ、ファッションブランドがアクションを起こすようなってきました。日本でも話題に上がることも多くなってきたサステナブル(※持続可能なという意味)。私たちも黙って傍観しているわけにはいきません。
大好きなファッションをいきなり全部サステナブルなものに切り替えるのは、なかなか難しいですが、日々の生活で出来ることから始めようと決心しました。不要なものを削ぎ落としていくことでミニマルなライフスタイルにもなるし、一石二鳥です まだまだ勉強中ですが、私が取り組んでいることを皆さんにシェアしたいと思います。前回の記事:vol.3 ファーマーズマーケットでお買い物


スタイリスト木村舞子 安藤晶子スタイリスト・木村舞子さん

木村舞子的、サステナブルライフへの3か条
・不要な包装を断る
・プラスチック製品を極力避ける(プラスチック製品の中には健康に害があるものも!)
・より環境や身体に優しいものを選ぶ (切り替える)

 

Vol. 4“STAY HOME” 今できることを考える

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で感染拡大を防ぐため、不要不急の外出を控えなければいけない今。本を読んだりNetflix三昧したりするのも良いけれど、今こそ日々の生活についてじっくり見つめ直すいい機会ではないでしょうか?今やるべきこと、できることをサステナブルなマインドを持って考えたいと思います。

 

まずは多くの方が抱えている問題。品薄になっているマスクです。私は元々あの不織布の使い捨てマスクには疑問があり、肌に擦れてすぐ繊維がボロボロになってしまうし、プラスチック繊維による蒸れも気になっていました。さらに多くのものは1枚1枚個別にプラスチックの袋で包装されていますよね。幸い、私はこの新型コロナウイルスの問題が出る前に花粉症の季節に向けてコットンマスクをゲットしようと思い、オーガニックコットンのマスクを購入していました。コットンガーゼが何重にもなっているので生地自体は厚いのに、全然苦しくないし、あの不快な蒸れもなく最高です。

最近は流石に使用頻度が高いので洗い替えが必要になってきたのですが、もちろんコットンマスクも売り切れ状態。そこで、試しに1つ手作りしてみました。作り方はネットで見つけた中で一番作りやすそうな手縫いで作れるものを参考にしました。

出来上がりはこんな感じ。布なので市販の不織布のものよりもフィット感がいいです。裏にはこんな感じでガーゼを折りたたんだものを口あてにしておくと、リップなどがついてもマスク自体が汚れないので洗うのが簡単になります。

洗う時はこんな感じでソープナッツ(*水に浸すとサポニンという天然の界面活性剤が出て洗濯に使える)を使って洗い、その後熱湯で殺菌しています。(普通の洗濯洗剤で洗ってももちろん大丈夫です。)私はその時にラヴィンツァラの精油を1滴垂らしてついでに蒸気吸引します。このラヴィンツァラは抗ウィルス・抗感染作用がありながらユーカリプタスなどの精油よりも肌に優しいのです。私はマスクをつける時にこの精油をマクスの内側にも1滴垂らして使っています。
*ラヴィンツァラは同名で表示されていても成分が違うものがあるので、きちんと知識のあるお店の店員さんに相談して購入することをお勧めします。また、精油原液はかなり強力なので肌が弱い方にはマスクへの直接塗布する方法はお勧めしません。

 

新型コロナウイルスは現段階(2020年3月現在)ではまだウイルスそのものに効く薬は開発されていないため、軽い症状の状態では特にできる治療法はありませんね。では日々手洗いやうがいをする以外に何を気をつければ良いのか。私は個人的にとにかく健康で免疫力の高い状態をキープすることかなと思っています。
私は普段から健康について調べるのが好きなので色々な本を読むのですが、中でもこの時期に特にお勧めの本がこちらの2冊です。

サステナブルライフへの道!(仮)こちらは抗がん剤の権威の方が書いた本で、野菜スープで摂れるファイトケミカルが癌の原因となる活性酸素を打ち消すことで癌の治療に役立つという話なのですが、実は感染症の悪化を防ぐためにも効果があるということが書かれています。野菜の持つファイトケミカルを効率よく摂るためには加熱してスープにするのが一番いいそうで、私はこの本でお勧めされているスープを毎日摂るようにしています。材料は季節の野菜を数種類だけなので簡単です。クレヨンハウスが出版している『いいね』でも内容が一部紹介されています。

サステナブルライフへの道!
こちらは植物療法士の森田敦子さんの本で、ハーブや漢方、野菜を中心とした食べ物で日々の生活の不調を整えるための方法が数多く載っています。もちろん風邪の対策もいくつか紹介されていて、特にエキナセアは体の免疫を高めるのに効果があるので、私は最近コロナ対策でエキナセアのお茶を飲むようにしています。家で過ごす中で、普段のちょっとした不調も薬に頼るのではなく自然ぐすりで自分の体と向き合ってみる良い機会かもしれません。

ちなみに最近は備蓄のためにお米やパスタなどの買い占めが多く見られますが、野菜もしっかり摂って健康を維持したいところです。最近はファーマーズマーケットに出向くのも中々難しいのですが、私はできる限りプラスチック包装を避けつつ、日持ちする野菜をゲットしたいなと考えています。一番簡単なのはカット野菜は避けて、丸ごと、根菜はできれば泥付きのまま購入することです。
例えば南瓜はカットしてあるものだとラップに包んでありますね。丸ごと買えばほとんどの場合包装なしで買えますし、丸ごとの状態であれば常温で2〜3ヶ月保存可能です。ゴボウは泥付きならば常温冷暗所で1ヶ月保存できます。他にも保存状態に気をつければ長く日持ちするものがたくさんあります。

 

あとは、家でずっと過ごしていると普段の掃除や家事についてもいつも以上に目を向けられますよね。私がサステナビリティについて考え始めた時、一番最初に取りかかったのは消耗品のパッケージ問題です。化粧品や洗剤などプラスチックのボトルに入っているものって家中にたくさんありますよね。特に掃除に使う洗剤ってありとあらゆる用途で色々な種類のプラスチックボトルを揃えている家庭も多いはずです。私は以前紹介した『ゼロ・ウェイストホーム』や『プラスチックフリー生活』の本、サステナブルな物やアイディアを紹介しているブログ「プラなし生活」を参考に色々な洗剤ボトルを無くそうと取り組んでいます。そこでわかったのは掃除に必要な洗剤は基本お酢と重曹、クエン酸。これでほぼ事足りてしまいます。それぞれの性質を利用してアルカリ性の汚れにはお酢やクエン酸、酸性の汚れには重曹、こびりついた汚れにはお酢(もしくはクエン酸)と重曹を混ぜた時に発泡する効果を利用して汚れを浮かす作用を上手く使えば良いからです。重曹の場合は研磨作用もあるためクレンザーのような効果もあります。

お酢: 『ゼロ・ウェイストホーム』を参考に基本のミックス(水1カップとお酢1/4カップをスプレーボトルに入れたもの)を使えばバスルームの石鹸カスや水垢が取れますし、ストレートのお酢でカビ取りもできます。ガスコンロクリーナーもこの基本のミックスでOK。トイレクリーナーはこの基本のミックスをスプレーしてブラシで擦ります。汚れが落ちにくい場合は重曹を振りかけてしばらく置いてから擦ります。キッチンのシンクやカウンターの掃除もこの基本のミックスで。カップの茶渋は重曹を振りかけて濡れたスポンジで擦れば落ちます。パイプクリーナーは重曹とお酢の発泡力を利用して汚れを浮かせ、擦り落としてお湯で流せば綺麗になります。
私はこんな感じで重曹はガラスのスパイスシェイカーに入れていつでも使えるように。(私は手作りの歯磨き粉を作る際にも重曹を使ったりするので食品グレードのものを使っています)
お酢の基本のミックスは前に買った除菌スプレーのボトルを再利用しています(ガラスのスプレーボトルはまだ見つけられてないので)。お酢は比較的匂いが気にならないホワイトビネガー(とうもろこし由来)を使っていますが、普通の穀物酢ならなんでも良いです。すし酢は調味料が入っているのでNG。

あと、私が今実践したいと思っているのがこちら。重曹とクエン酸を固めて作る可愛い発泡キューブです。トイレクリーナーやパイプクリーナーとして使えます。『プラなし生活』に詳しい作り方が載っています。

 

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新型コロナウイルスの問題はまだまだ先が見えず日々不安ではありますが、そんな中でもできることはたくさんあります。一番大切なのはパニックに陥らないこと。
STAY HOME, STAY POSITIVEで乗り切りましょう!

木村 舞子 Maiko Kimura

百々千晴氏に師事し、独立後は雑誌や女優のスタイリングを手がける。ベーシックアイテムを主軸としたスマートなスタイリングが得意。
Instagram: @maiko.mu

Illustration: Akiko Ando Text: Maiko Kimura Edit: Karin Ohira

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