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海辺と高原の部屋 vol.3|ひと昔前の手仕事を大切にする日常@鎌倉

海辺と高原の部屋 vol.3|ひと昔前の手仕事を大切にする日常@鎌倉

リモートワークが浸透したことで増えてきた郊外への引っ越しや二拠点生活という選択。インテリアだけでなく、窓の外の景色ごと住みやすさの大切な要素と気づかせてくれる豊かな環境が贅沢な暮らしを覗いてみた。


渋谷から移り住んで叶える
ずっと憧れていたひと昔前の
手仕事を大切にする日常

山下りか
@鎌倉

「庭にセリが生えていて、刻んで塩とオリーブオイルをしただけですごくおいしいんですよ」

自家製パンやスープと一緒にふるまってくれる山下りかさん。イギリスのカントリーハウスのようだが、意外にも鎌倉駅から徒歩圏内。野草が茂る1​0​0段越えの階段を登った先に、ぽっかり開けた庭を中心に数軒が寄り添う奇跡のような集落だ。

「子どもが独立して、葉山あたりに住む場所を探したけれど、ひとりには広すぎたり高級すぎたり。あきらめかけていたら友人が紹介してくれたボロボロの日本家屋で、写真を見せたら家族は大反対。お断りしようかと思っていた時に偶然、芸術家の岡本太郎さんの〝迷ったら、危険な道に賭けるんだ〟という言葉を読み、すごく背中を押された気がしたんです」

基礎をやり直して天井の梁を足してもらう以外、ほとんどセルフビルド。1個3.5㎏のレンガを6​3​0個と砂利やセメントを階段の下から運び、玄関から敷き詰め広い土間にするのもやり遂げた。

「外壁や屋根をどうするか、まだ課題はありますが、楽しんでやっていきたいなと思っています」

山下りか やました・りか

スタイリストを経て、現在は手芸作家やライアーという竪琴の奏者としてワークショップなどを開催。

Photo: Shin Hamada   Text&Edit: GINZA

GINZA2021年7月号掲載

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