毎日に欠かせないスタンダードな日用品こそ、機能やデザインを吟味して選びたい。朝、目玉焼きをつくるフライパンから、すやすや眠れるベッド周りのアイテムまで。あれば家での時間がぐっと楽しくなるアイテムを、7つのカテゴリーごとにご紹介。今回はリビング周りのグッズをピックアップ。
リラックスしたり、人と賑やかに過ごしたり。リビング周りの日用品|365日のMY定番 vol.5
LIVING
リラックスしたり、人と賑やかに過ごしたり。
日常を自分らしく過ごすための必需品。
1. SHIGEKI FUJISHIROのリベットランプ
推薦者: 小林和人
主に工業部品などに使用される自然由来の素材、バルカナイズドファイバーをリベットで留めたシェードが印象的。プラスチックや金属とは違う温かみがある。「脇役の素材をデザインの軸に据える、藤城成貴さんの持ち味が生かされたデザイン」。
φ240×H20cm ¥8,800(SHIGEKI FUJISHIRO | ブラック&ホワイト)
2. bfgfのブランケット
推薦者: よしいちひろ
LAを拠点に活動するアーティスト、リリアン・マルティネスが手がけるブランド〈bfgf〉。彼女の絵を織りで再現したブランケットはおおらかな雰囲気が漂う。「ソファにかけたり、壁に飾ったり、インテリアのポイントに」。
レギュラー ブランケット〈Soft Palette〉180×135cm ¥28,200(bfgf | コミューン)
3. WILDE+SPIETHのフォールディングチェア
推薦者: 浅本 充
「質のいい折りたたみ椅子は急な来客やホームパーティに活躍」。1953年にエゴン・アイアーマンが発表した椅子は折りたたんで数脚重ねたときも美しいラインを保つ。デザインを変更せずに作り続けられており、買い足す楽しみも。
SE18チェア H77×W50×D47cm ¥80,000(ワイルド アンド スピース | メトロクス)
4. 西 雄大のラグマット
推薦者: 伊波英里
アメコミやグラフィティアートに親しんできたペインター、西雄大の作品を大胆に落とし込んだラグマットは「ぬいぐるみを置いているような愛らしさがあります」。ふっくらとした踏み心地で思わず裸足になりたくなる。ソファやベッドの足元、玄関などに。
Rug 42×67cm ¥16,500(西雄大 | サプライトーキョー)
5. イケアのティッシュボックス
推薦者: 横澤琴葉
シンプルなステンレススチール製のティッシュボックス。「縦にも横にも置けて、どんな部屋にも合うので3つ所有しています。適度に重量があるので、片手で取り出すときも本体が浮かずにしっかり安定」。開けやすい仕様でティッシュの補充も楽にできる。
グルンドタール H7×W26×D14cm ¥799*税込み(イケア)
6. PLUGOの延長コード
推薦者: 長坂磨莉
全長2.5mのコードと3カ所の電源の差し込み口が一体化。「延長コードらしくない存在感が気に入ってます」。コードは電極の間に巻いてコンパクトに収納できる。内径は女性の手首が通せるように設計されていて、持ち運びもしやすい。全8色展開。
ドーナツ型電源タップ 3口 φ14×H2.5cm ¥3,500(プラゴ | モノス)
7. HOKA ONE ONEのリカバリーサンダル
推薦者: 井伊百合子
ボリュームのあるソールでランナーを中心に人気を集めるフランス発のシューズブランド。柔らかなクッショニングと軽さを両立させたサンダルは長時間のランニングや過酷なレースの後、足を休息させるために開発されたもの。「はき心地が楽で室内でも手放せません」。
ORA RECOVERY SLIDE ¥8,000(ホカ オネオネ)
8. USMハラーのキッチンワゴン
推薦者: 矢内麻友
パネルの色やサイズ、パーツなど豊富なバリエーションを持つシステム収納家具ブランドのワゴン。「キャスターが付いていて移動も手軽」。パーツの組み方次第で機能的なワゴンがデザインできる。
キッチンワゴン キャスター付き H57.5×W84.3×D52.3cm ¥69,536(USMハラー | USMモジュラーファニチャー)
9. ANGLEPOISEのスタンドランプ
推薦者: 上野智枝子
ネケス・グランジがデザインした照明〈アングルポイズ〉の〈マーガレット・ハウエル〉別注モデル。写真のシェンナのほか絶妙な色がラインナップ。「ライトの向きや高さを変えやすいところもいい」。
TYPE75 φ19.5×H64cm*最大時 ¥32,000(マーガレット・ハウエル ハウスホールドグッズ | アングローバル)
*記事は2020年12月11日時点の情報です。現在は価格や在庫内容等が変更となっている場合があります。
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愛用品を教えてくれたみなさん
「Roundabout」「OUTBOUND」店主
小林和人
生活にまつわるアイテムのセレクト、ディスプレイ、展覧会の企画をすべて担う。
イラストレーター
よしいちひろ
ガーリーでロマンティックなモチーフを独自の抜け感で描くイラストが人気。
フードディレクター
浅本 充
海外経験を生かした、ライフスタイルの提案やフードカルチャーの表現が得意。
アートディレクター
伊波英里
グラフィックデザイン、映像、プロダクト、空間演出など表現方法は多岐にわたる。
〈kotohayokozawa〉デザイナー
横澤琴葉
現在ブランド内では〈todo〉〈somebody〉〈SINK〉など複数のラインを展開している。
スタイリスト
長坂磨莉
ファッションや雑貨、インテリアを中心に活動中。最近ガラスの金継ぎに挑戦。
スタイリスト
井伊百合子
ストーリーのある上質なものを熟知し、その分野はファッションから暮らしまで。
スタイリスト
矢内麻友
モード誌のほか、プロップスタイリングでも活躍。最近、ワードローブ改造中。
「Forager」店主
上野智枝子
花のセレクト、ガーデンツール販売のほか、生け込みや撮影のスタイリングも。