ちゃんと息抜きできてますか?忙しい毎日から少しはなれてリフレッシュするのも大切。遠出でも近場でもできるみんなの“私ならではの旅”を集めました。
オーストラリアはメルボルンを訪れるのは4回目!毎回、ガイドブックには頼らず、メルボルン出身の彼や友人たちに街を案内してもらっています。アートやカルチャーはもちろんのこと、コーヒーが有名な街だけあってオシャレなカフェがたくさんあるのも嬉しい都市◎ ヴィンテージショップで働く私は、古着を求めてOpp Shop(日本でいうリサイクルショップのような店)を巡ったり、ジンのイベントやブックショップ、美術館巡りも目的の1つ。
今回は意外と知られていないメルボルンという都市の、ホットでヒップな場所をご紹介します。
1. おすすめアート&カルチャースポット
アートの街で有名なメルボルンは無料で見れるエキシビションが開催されていたり、レコードショップでフリーギグがみれたり、カルチャー好きにはたまらない街。今回はアートブックフェアも開催されていたので、その様子もお届けします。
【Sticky Institute】ずらりと並ぶzineは圧巻!メルボルンの中心(東京でいうと渋谷?笑)のフリンダーズ・ストリート駅の地下にあるzine shop「Sticky Institute」はまず足を運んで欲しいスポット!わかりにくい場所にあるので、迷ったら駅員さんに聞いてください。ボランティアの方によって運営されているお店で、誰でもzineを委託販売することができるそうです。水曜〜土曜しかオープンしないので要注意!
【Sticky Institute】立ち読みもできるし、TAKE FREEのものもあったりするので、ちょっと寄ってみるだけでも楽しめます。$5パックという福袋みたいなものもあって、開けるまでどのzineが入っているかわからないのですが、そのドキドキ感も楽しい!この写真が私の買った$5パックの中身でした。
【Metropolice Bookshop】アートブック好きな方におすすめなのが、Sticky Instituteから徒歩10分くらいのところにある「Metropolice Bookshop」。ここは新刊の小説からアートブック、zineまで幅広い品揃えです。あと、この書店が入っているビルもかなり面白くて、1920年代に建てられた当時のエレベーターが残っていたりします。書店の他にも、ヴィンテージのCOMME des GARÇONSなどをセレクトしている「dot COMME」や、ルーフトップバー、ルーフトップシネマも入っているおすすめスポットです。
【Community Service】さすがアートの街メルボルン!たまたま通った場所で「Community Service」というアートブック&カルチャーイベントが開催中でした!会場にはヒップでパンクなメルボルンキッズがたくさん〜各ブースではインディペンデントで活動している子達がzineやTシャツを販売していたり、昔のFRUiTSやギャル雑誌が売られていたり、かなり面白かったです!
【Community Service】私はこの子が着ていた白Tをゲット!他にはないTシャツやマーチャンダイジングを探すのもフェアの醍醐味。
【ビクトリア国立美術館】がっつりアートを楽しみたい人はフリンダーズ・ストリート駅から歩いてすぐのビクトリア国立美術館(NGV)へ!私が行った時には運よくダレン・シルベスターの展示が行われていました。しかも入場無料。このマクドナルドのバーガー包装紙デザインのベッド可愛かったです〜。展示は数ヶ月に1度のペースで変わるみたいなので、展示情報はHPをチェック!
2. 広々してキュート!クリエイティブなスタジオ訪問
メルボルンではスタジオ(作業スペース)を友達と借りてシェアして作品作りをしている子がたくさんいるみたいです。スタジオ代も安いそう。東京にはあんまりないので羨ましい〜。今回はいくつかのスタジオを訪問したのでその様子をレポートします。
【Ladies of Leisure】zine作りからスタートしたクリエイティブ・ユニット「Ladies of Leisure」の2人に会って来ました♡
【Ladies of Leisure】定期的にこのキュートなスタジオでワークショップやイベントを開催しているとのこと!旅行中にローカルなイベントに参加してみるのもおすすめです◎
【Schoolhouse Studios】エキシビションスペースやカフェ、アートスタジオ、観葉植物ショップが入った複合スペース。
【Schoolhouse Studios】メルボルンのヒップな北エリアFitzroyにあります。
【Toast work room】もう一つメルボルンの女の子たちが集まるアートスタジオ「Toast work room」をご紹介!
【Toast work room】ファッションデザイナー、アクセサリーデザイナー、ニットデザイナーなど様々なクリエイティブに携わる女の子たちが共同で借りているスペースで、たまにライフドローイングのイベントなどを行ったりしています!
【Toast work room】ジュエリーブランドmamoruのRoさん
【Toast work room】クリエイティブで、パッションがある女の子たちにたくさん会えて嬉しくなりました♡
作品や、自由で楽しそうなスタジオの風景が切り取られたそれぞれのスタジオのインスタグラムはこちらから
LADIES OF LEISURE @ladiesofleisurezine
TOAST WORK ROOM @toastworkroom
SCHOOL HOUSE STUDIOS @schoolhouse_studios
3. メルボルンのディープグルメを食い倒れ
オーストラリアは歴史が浅いので、独自の食文化というものは無いものの、ヨーロッパやアジアからの移民、いろんな国のカルチャーが混ざり合ってダイバーシティなフードカルチャーが楽しめるのが醍醐味。
【Hannoi Hannah】最近メルボルンで話題のレストランを次々にプロデュースしているThe Commune Groupのベトナム料理店。メルボルン風にオシャレに昇華されつつ、バッチリ美味しいフォーや生春巻きがいただけます♡ アジアンが恋しくなったらぜひこちらへ。
【バインミー】手軽に食べれるベトナムサンドイッチ「バインミー」のお店もたくさんありました!たっぷり具材が入って¥300くらいなのも◎ 見つけたらぜひトライしてみてください〜
【Au79】メルボルンといえばオシャレなブレックファースト!朝早くからオープンしているカフェが本当に多いです。(16時くらいにはクローズしてしまう所がほとんど)北エリアにあるこのお店はこれぞメルボルン!という定番オシャレ朝食が食べられます。
【Au79】お腹いっぱいだったのに、可愛い見た目につられてオーダーした目玉焼きケーキも美味しかった♡
【The Kettle Black】知っている方も多いと思うのですが、ここのパンケーキはすっごく美味しいので紹介します!パンケーキの他にもオムレツや、アボカドトーストはもちろん、オシャレ系バーガーもあるのでがっつり食べたい時にもおすすめ。コーヒーも美味しく、朝食やブランチにぴったりなお店です。
【メルボルンの餃子】再びアジアンフードなのですが、メルボルンのダンプリング(餃子)が最高に美味しいのでぜひ食べてみて欲しいです。
【メルボルンの餃子】日本の餃子ではなく、いわゆる中国の餃子で、もっちもちの厚め皮にジューシーな餡!油で片面をカリッと焼いてあるのがポイント!美味しいのに激安です。物価が高いメルボルンではありがたい〜
【Miznon Melbourne】メルボルンで出会った友人がディナーに連れて行ってくれた地中海料理レストラン。ここも一押し!
【Miznon Melbourne】ジューシーなラム肉や、クリスピーにグリルされたカリフラワーなど、素材の味がバッチリ感じられるシンプルでヘルシーで美味しい料理が食べられます。人気店なので予約するのがベター。
【SHOP RAMEN】二週間ほどの滞在だったのですが、途中で無性にラーメンが食べたくなってしまい、Fitzroyの「SHOP RAMEN」に駆け込み。担々麺とこのキムチ角煮バオを注文!美味しかった〜
【Heartattack and Vine】こちらはちょい飲みに使えるお店。オシャレでキュートなタパスが$4均一なのも◎
【Tuck Shop Take Away】私の彼がメルボルンで2番目に美味しい!というレストラン。小学校をテーマにした店内や、給食風のプレートに乗ったセットミールがキュート!隣にある系列店のサンデーショップも可愛いので要チェック♡
4. 町歩きのお供に!ジェラートとコーヒー
メルボルンの朝はコーヒーを飲まなきゃ始まらない!コーヒーショップ「Monk Bodhi Dharna」はメルボルンの中でもTOP5に入る名店なんだとか。カフェ内で焙煎もしていて、ここから他のカフェに豆を卸したりもしているらしい。一杯1万円近くするコーヒーもあったり…かなりシリアスなコーヒーショップ。(普通のコーヒーやラテは¥400くらいで飲めます。)オーストラリアの伝統的なお菓子ラミントンもぜひトライしてみてください!

このお店があるFitzroyのスミスストリートはお洒落なカフェやナイトクラブ、クラフトビールショップ、古着屋さん、SHOP RAMENなどがあって、ヒップなメルボルンを感じたい人におすすめなエリア。

「Alimentari Brunswick Street」は、FitzroyのBrunswick st.沿いにあるイタリア系カフェで、美味しいコーヒーとデリがいただけます。2Fのピンクのお部屋がキュート!
メルボルンの町歩きのお供はコーヒー以外にも。その可愛らしい見た目と手軽さで、最近ではジェラートがブームになっています。
ディナーの後には、ジェラート屋さん「Pidapipo Gelatirea」へ。
ローズウォーター味のジェラートをゲット!最近、メルボルンではジェラートブームらしく、美味しくてオシャレなジェラートショップが続々オープンしているんだとか…。夜中に行列になっているお店も見かけました。
Fitzroyでヴィンテージハンティング中に見かけ、内装が可愛くてついつい寄ってしまった「Piccolina Gelateria」。ハニーコムのジェラートをオーダー!4月に行った時はまだ夏だったので、冷たいジェラートに癒されました。
5. 安くてキュートなヴィンテージをディグ!
メルボルンの人はリサイクルやエコに積極的。着なくなった服は捨てずにOpp Shop(オプショップ)と呼ばれるチャリティーショップに持っていき、寄付します。Opp Shopでは$1〜(約¥80)古着や靴、バッグ、アクセサリー、家具、食器、生地などが売られていて、売り上げはチャリティーに寄付されます。
私自身、ヴィンテージショップで働いていることもあり、海外旅行中にヴィンテージを買い付けることも多々。今回の旅でも可愛いヴィンテージがたくさん買い付けられました。
日本ではなかなか巡り会えないような1940sのキュートなドレスも発見!こちらはセントラルにある「Retro Star」で一目惚れ。即ゲットしました。あと、Fitzroyにある「Vintage Garage」、「Lost and Found Market」、South Bankにある「American Rag」も良いヴィンテージが見つかるスポット。
あとはChapel st.にある「Shag」や「Chapel Street Bazaar」も掘り出し物多し!要チェックなヴィンテージショップです。
Opp Shopでヴィンテージレトロな食器なども安く売られているので、是非チェックしてみてください。
ヴィンテージではないのですが… 自分へのお土産はBrunswickにあるジーンズの名店「Dejour jeans」で白のコーデュロイをゲット。メルボルンの人なら知らない人はいないお店らしいです。ジーンズを買うなら絶対ここ!みたいな。今までジーンズは全く持っていなかったのですが、ここのジーンズで出会ってから世界変わりました。毎回メルボルンに来るたびに買っていきます。色やデザイン、サイズ種類豊富で、その場でお直ししてくれます。MADE IN AUSTRALIAのジーンズはお土産にぴったり。
こんな感じでメルボルン旅は終盤へ。 最後の週末は彼の友人宅でパーティー。お風呂がビールクーラーに笑
今回紹介したおすすめスポットをGoogle Mapにまとめました!旅行でメルボルンを訪れる際には是非チェックしてみてください♡
yukika
ロンドン留学を経て、フリーランスでPRやライター、エディトリアルデザイナーとして活動中。原宿のヴィンテージショップCurios Tokyoでショップ店員としても勤務。最近のマイブームはディープなグルメスポットの開拓。
instagram @yukika_88