28 Mar 2019
世界のレディの部屋vol.3 ユーモアとアート溢れる部屋に愛犬と2人で。NY在住イラストレーター

その街に根ざした建物、壁、床、そして差し込む光。一見違うようだけれど、世界中のレディの部屋は「好きなものに囲まれて暮らしたい!」という等身大なリアリティであふれている。彼女たちの美意識が詰まったインテリアを覗いてみよう。
ジュリア・ロスマン
イラストレーター
ニューヨーク
『ニューヨーク・タイムズ』紙のほか、パターンメーカーとして数々のブランドとコラボを行うイラストレーターのジュリア。愛犬のルディとブルックリン・パークスロープで暮らしている。「公園が近く犬の散歩にも最適! 近所のみんなが仲良しで、道路の真ん中にテーブルを並べ、料理は持ち寄りのブロックパーティをしたこともあるの」。彼女の作風同様、自宅はユーモアたっぷり。有名作家から友人、学生のアートが壁一面に飾られている。インテリアのこだわりは、「好きなものを集めることで、部屋も自分らしく育っていく。愛着のあるものに囲まれて暮らすのはとっても楽しいこと」。
毎日6時間は自宅のスタジオで作品を描く。NYの人や街並みが彼女の着想源。友人たちのアートを並べたコーナーは色味を統一しているそう。
Julia Rothman>>2017年には世界中の女性イラストレーターが集うサイト『Women Who Draw』をローンチ。絵を図鑑のように並べた自身のイラスト集シリーズ最新作は海の生物をフィーチャーする予定。
PHOTO: Emmy Park TEXT: Mari Fukuda
GINZA2019年3月号掲載