12 Apr 2019
世界のレディの部屋vol.6 友人が集う、至福の時を叶えるアパート。ロンドン在住イラストレーター

その街に根ざした建物、壁、床、そして差し込む光。一見違うようだけれど、世界中のレディの部屋は「好きなものに囲まれて暮らしたい!」という等身大なリアリティであふれている。彼女たちの美意識が詰まったインテリアを覗いてみよう。
ケーティ・スコット
イラストレーター
ロンドン
ロンドンのストック・ニューイントンの住宅街にある、ウェアハウスを改装したフラットには7年間も住んでいる。家の中には大好きな植物関連の本やアート、動物のオブジェ、世界各地から集めてきたキュートなアイテムたちがぎっしり。当初は3LDKあるこのフラットを7人でシェアしていたけど、現在はボーイフレンドのジェームスと友人のロビンの3人でゆったり暮らしている。「家から徒歩10分のところに、仕事のスタジオがあるから通勤も快適よ」。週末は友人を家に招いてパーティすることも多いそう。「大好きな空間で友人と過ごす時間は、私を元気にしてくれる至福の時かな」
「風邪をひいて、もうダメだ」など。みんなの毎日の気分をわかりやすくコミカルに表にまとめたボード。
Katie Scott>>『BOTANICUM』をはじめ、イラスト本を3冊出版。現在はマッシュルームにフォーカスした4冊目を製作中。2月より韓国・ソウルのディー・ミュージアムにて展覧会が開催される。
PHOTO: Michiyo Yanagihara TEXT: Kiyoko Matsushita
GINZA2019年3月号掲載