昨年4月、代官山に日本初上陸したフランスの老舗総合美容薬局〈オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)〉の日本2号店がこの春、京都にオープンする。
パリ発、総合美容薬局ビュリー日本2号店が京都に誕生
世界中の美容通を魅了する
ビューティーブランド
〈オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー〉は天然素材のみで作られたフレグランスやオイル、スキンケア、ビューティツールを取り揃える総合美容薬局として1803年にスタートした。19世紀にパリのビューティー業界をリードしたビュリーは、2014年に美容専門家のヴィクトワール・ドゥ・タイヤックとアートディレクターのラムダン・トゥアミ夫妻によってリブランドされ、パリで再スタートするやいなや美意識の高いパリジェンヌたちを魅了した。
〈オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー〉は創業当時から伝わる製法を継承し、世界各地から天然由来の原材料を取り寄せ、最新の美容技術を融合させた独自の製品を生み出している。店舗にはパラベンやフェノキシエタノール、シリコンを一切含まないアイテムが並ぶ。19世紀のパリの香りがする美しいパッケージデザインや洗練された内装も、多くの人を引き付ける魅力のひとつだ。
アートディレクター
ラムダン・トゥアミによる店舗デザイン
パリ、ロンドン、ソウル、台北に次いで、2017年4月には代官山に待望の日本1号店がオープンした。その後、ニューヨーク、香港に進出し、現在は7都市で展開している。日本を愛してやまないラムダン・トゥアミとヴィクトワール・ドゥ・タイヤックが日本2号店として選んだ場所は日本を代表する美しい古都、京都だった。
代官山にオープンしたビュリー本店と同様に、ビュリー京都店は2017年に「SINGLE-BRAND STORE OF THE YEAR SOCIETY SINGLE-BRAND STORE OF THE YEAR JURY賞」を受賞したラムダン・トゥアミ渾身のデザインとなっている。
京都という文化的背景を意識して、外観は日本家屋だが店内に入ると一転、19世紀フランスのクラシカルな世界へと誘うサプライジングな空間が広がる。京都を旅するなら訪れてみたい新ビューティースポットの誕生だ。
オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー 京都店
住所:京都市中京区河原町通三条下ル山崎町251 京都BAL 1階
営業時間:11:00~20:00
www.buly1803.com
Text&Edit: Hiroko Chihara