世界中の街角で出会った、“自分らしさ”を大切に思い思いのおしゃれを楽しむ女性たち。 毎日ドレスアップするわけでもない、同じようなコーディネートばかりかもしれない。でもそれでいい。それが自分らしいってことだ。ベルリンに住むロッテ・メレ・エフィンガーの5日間のスタイルを追いかけてみた。
🤳SNAP
世界のレディの私服。ベルリン発「DIY精神」を感じるクリエイティブなスタイリング
BERLIN
ロッテ・メレ・エフィンガー
アーティスト&グラフィックデザイナー
ベルリン出身。現在は北京でレジデンシー中で、ちょうど帰省中をキャッチした。北京で購入したアイテムもうまく着こなしている。lottemeret.com
アーティストのロッテは、ハンドペイントを巧みに取り入れた、唯一無二のスタイルの持ち主だ。「装うときには、DIYカルチャーを内包することが大事だと思っています」。彼女の独自の感性は、幼い頃から培われた。「母はダンサーで、よくフィッティングに一緒に行っていました。そうしてどんどんファッション、洋服、モノに興味が出て。母は良いモノをお金をそれほど使わずに見つける方法を教えてくれた。それで私は古着と友達のお古に絵を描いたり、他の布を混ぜたりとクリエイティブにミックスするようになりました」
ジャケット: カーハート Tシャツ: オンラインショップ「Taobao」で購入 パンツ、ブーツ: 古着
スウェットトップ、パンツ: 自分でペイントしたもの ダウンジャケット: 古着
スーツ: 北京で仕立てたもの Tシャツ: 友人と共同で手がける レーベル〈Waldburger Wouters〉 シューズ: オンラインショップ「Taobao」で購入
コート: 古着にアーティストAmy Suo Wuの作品の パッチを縫い付けたもの Tシャツ: 自分でペイントしたもの パンツ: 北京で仕立てたもの
Photo: BEX Text: Akiko Watanabe