ブラウンリップは秋のものだなんて、誰が決めたのだろう?その強くアーシィな佇まいは、小麦色に灼けた肌と照りつける夏の陽射しにもよく似合う。ワンストロークで、輝く季節に愛される私になれる。
MATTE
“夏のマットブラウン”が、
ヘルシーなモード感を連れてくる
ビロードのように光を吸い込む、マットブラウンの唇。それはどんなスタイルにもひらりとなじんで、モードに格上げするパワーを持つ。だからこそ、ギンザレディならあえて真っ白なTシャツに合わせてみよう。クリーンでヘルシーな装いが一気にファッションになる、そのケミストリーが最高に心地いいから。リップは濃密なカラーを選び、口角までエッジをきっちりとって“塗るアクセサリー”のように。その分スキントーンや目もとはシアーに仕上げてバランスをとる。
NUDE
洗練ミニマルフェイスの鍵は、
シースルーブラウンの唇
ミニマルな顔づくりを手抜きに見せず、モダンにアップデートする秘訣。それは表情をイノセントに研ぎ澄ます、ヌーディな唇にかかっている。リップはほどよいツヤと透け感のあるソフトなブラウンをセレクト。軽めのリキッドファンデーションを唇になじませて地の色を消したら、輪郭に沿って2、3度重ね塗りを。肌と眉はナチュラルかつ端正に仕上げ、まつ毛はゆるやかにカールアップ。ナチュラルだからこそ丁寧に手をかけて“肩のちからの抜けたきれいなひと”に。
METALLIC
陽射しをキャッチーに跳ね返す、
メタリックなブラウンリップ
光を燦然とリフレクトするメタリックな唇は、何かと質感で遊びたいこの夏のビューティトレンドにベストマッチ。ベースをシックなブラウンに徹することで、大人の女性でもグッとつけこなしやすくなる。リップは唇の中央にチップでのせ、指で全体にラフに塗り広げて。トゥーマッチに見えないよう、口角のキワは外して輪郭をきっちり取りすぎないことがポイント。さらに下まぶたのみに黒ペンシルでインラインを入れ、“ちょうどいい”エッジィな洒落感を醸して。