夏の陽射しの下で輝いていたいから。今こそヘルシーフェイスをアップデートしよう。ウェアラブルにいきいきと、でもどこかモダンで洗練されて見えるように。何気ない仕草も、胸を焦がすドラマになる。
BRONZER
リアルな“影の色”で、
骨格をナチュラルに掘り起こす
難しそうだなんて敬遠しないで! トゥーダークにさえならなければ、ブロンザーは大人のサマーフェイスの頼もしい味方。手にするべきは本物と見紛うような陰影を紡ぐ、繊細で柔らかなシェードカラー。大きなブラシにふわりと含ませて手の甲で払い、頬の一番低い位置にオン。そのままスッと外側に引き抜いて。(内側に入れると頬がこけて見えるので注意!)灼熱の太陽に照らされてもなお、凛と研ぎ澄まされた横顔が、誰かの記憶に忘れがたい面影を刻むはず。
HIGHLIGHT
メリハリとリュクスなムードをくれる、
シャンパンゴールドの光を回して
ハイライターは真夏のデイライトと相性のよい、ゴールド系がベスト。さらにパーツによって緻密に使い分けることが、洗練された表情美を生み出す鍵になる。まぶたにはとりわけ肌によくなじむクリーム状のシャンパンゴールドを中央にふんわりと。次にそれよりやや黄みの強いパウダーを小さなブラシにとり、頬の高めからチークボーンをかすめるようにオン。肌や骨格をつくり替えるのではなく、元の美しさを活かしてブラッシュアップする。そんなさじ加減が心地いい。
EYEBROW
洗練を極めたシャープな美眉で、
ワンステージ上のヘルシーフェイスに
濃い色も線も使わない大人のヘルシーフェイスにおいて、その繊細なムードを損なわず唯一の力強さとなりうるパーツ――それが眉。スクリューブラシで毛流れを整えたら、隙間にパウダーを置くようにのせて端正なシェイプに。眉尻はひときわシャープに描いて。抜け感をキープするべく眉頭は薄めに、ブラシに残った粉を下から上にサッとのせる程度でOK。毛量の少ない人は眉用リキッドライナーで“毛”を1本ずつ描き足して。仕上げに透明のブロウマスカラを軽やかにオン。