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人気連載が一冊に。『22時の冷蔵庫 小さな夜のおやつレシピ44』発売記念、西村隆介ノ介×くらちなつきスペシャル対談

人気連載が一冊に。『22時の冷蔵庫 小さな夜のおやつレシピ44』発売記念、西村隆介ノ介×くらちなつきスペシャル対談

2019年にスタートしたおなじみの人気連載「22時の冷蔵庫」が、GINZA特別編集ムックとして一冊にまとまりました。連載はまだまだ続きますが、刊行を記念し、制作の裏側を著者である西村隆ノ介さん、くらちなつきさんにインタビュー。簡単なのに、おしゃれでおいしくて、なにより心がときほぐされるような…そんな美味の数々が生まれるまでのお話です。


西村隆之介×くらちなつき

──思い起こせば、3年前に始まった連載なんですよね。

くらちなつき(以下くらち) はい、もともとは私が別の連載をもっていたんですが、それが終了することになりまして。知り合いだった西村さんに一緒に企画書を作って編集部に提案しましょう、って声をかけたんです。お料理の絵を描いてみたいな、って思って。

西村隆ノ介(以下西村) そうそう、最初は何にも決まってなくて。GINZAらしい料理企画って何だろうね、って代官山の蔦屋書店でいろんなレシピ本を眺めながら2人で話し込んだ記憶が。

くらち 2時間くらいしゃべってたかなあ。で、その結果、おしゃれで仕事もバリバリしてる女の子が、平日、家に帰ってからでも作れるような、簡単でおしゃれなスイーツを紹介しよう、と。

西村 そう、たとえ、ちょっとくらい疲れていても、それを作ることでむしろちょっと元気になれるような。話がまとまって、企画書とサンプル2記事分作って、当時の担当編集さんに見てもらいました。

 

──え、いきなりサンプル?

西村 実はぼく、大学でデザインを専攻してまして。新卒で就職したのも制作会社だったんです。だんだん食関係のお仕事が増えてきましたけど、並行してデザインのお仕事もずっとしてきたんですよ。

くらち すごい完成度のサンプル記事ができて、無事、ウェブでの連載が決まりました。

西村 くらちさんのイラストも爆速で仕上がるんですよ。こんなメニューどうかなってLINE送ると、1時間もしないうちにこれまたLINEで、ラフでーす、って送られてきて。それがラフじゃない、もうできあがってるじゃん!っていう絵なんです。

くらち 料理の絵は西村さんのレシピでイメージがすぐにつかめるので、そんなに悩まず描けるんです。

 

──悩んじゃう題材もあるんですか?

くらち これを食べる女の子はどんな服を着て、どんな部屋に住んでるんだろう…って。ピンとくるまでに、ちょっと時間がかかることもあります。GINZAは10年くらい読んでるし、ファッションもインテリアも好きなので、自分の趣味やトレンドも加味して描くのは楽しいんですけど。

22時の冷蔵庫|くらちなつき|イラスト
ムックの表紙のために、くらちさんは何枚ものラフイラストを描いてくれた。これはその試行錯誤の記録。

西村 最初の頃は、家ではアクセサリーは外すよね、とかそんなことまで相談してました。

くらち 「22時からでも自分のためにおいしいものを作る女の子」という一貫したイメージを描いているわけですが、一応、毎回違う部屋に住む、違う女の子なので。あ、こういう部屋かわいい、素敵って思ったら参考に写真を撮ったり、普段からいろいろ調べてます。ただ、基本ひとり暮らし、って設定なので、豪邸っぽくならないように気をつけないといけなくて(笑)

 

──ひそかに制約があるんですね(笑)。レシピのほうにも、なにか制約があったりするんですか?

西村 はじめのうちは、いろんなスイーツをとりあげていたんですけど、あるタイミングで果物を主役にしようと方針を変えたんです。フルーツのレシピの反響が大きくて。

くらち 「キウイのカプレーゼ」のときじゃないかな。

西村 そうそう。ちょうどコロナでステイホームのムードが高まった頃。外食はできないけど、おうちで気分があがるものを作りたいっていう思いがみんなの中にあったんじゃないかなあ。いろんな人がタグづけしてSNSにアップしてくれたりして。

くらち うれしかったですよ、ほんと。だから今回の表紙にも「キウイのカプレーゼ」を描きました。

西村 盛り付け方も人それぞれで。さすが、GINZA読者、おしゃれ!って。

くらち 私たち、感激してましたよね。

 

──ところで、おふたりのお気に入りレシピは?

西村 なんだろうな、いつもそのとき食べたい果物からレシピを考えるので…今回こうして1冊にまとまったのを眺めると、蜜柑と台湾パイナップルの登場率が高いですね、好きだってすぐバレる(笑)。

くらち 私はついこのあいだ、お友達の家で「焦がしキャラメリゼナッツ&クランベリー」を作ったんですけど、しゃれてる〜ってほめられましたよ。

西村 それはよかった。この連載のために考えたレシピで一番好きなのは「台湾パイナップルとタイムの蜂蜜漬け」なんですけど、食べた回数が多いのはダントツで「無花果ミルク」。小さいときからずーっと食べてる。

くらち これもSNSで人気だったよね。

西村 簡単に作れるからね。

くらち でも、果物って高いじゃない?迷ったあげく、買わずに帰ってきちゃうこともよくある。特に無花果は高いです…。

西村 わかる。でも、フルーツがお買い得なスーパーってあるから。何軒かご近所をまわって、上手にお買い物してください!

くらち はい(笑)。

スーパーへお出かけの際は『22時の冷蔵庫 小さな夜のおやつレシピ44』のチェックもお忘れなく。過去の連載レシピに加え、ムック用に考案された新規レシピも掲載されています。

 

あなたの22時の一皿、見せてください!

みなさんが実際に作って投稿してくださった、素敵な盛り付けの「22時の冷蔵庫」に登場するレシピ。
じっくり見たい!というわけで、改めて投稿のお願いです。

たくさん集まったら、おふたりのコメントをつけて、ginzamag.com上で記事化予定ですので、ご了承いただける方は
#22時の冷蔵庫ムック発売記念〉をつけてInstagramで投稿してください。

記事化は恥ずかしい〜というかたも、〈#22時の冷蔵庫〉をつけて投稿してくださいね。楽しみに拝見します!

GINZA特別編集ムック『22時の冷蔵庫 小さな夜のおやつレシピ44』

発売日:2022年9月26日
価格:1,300円(税込)
文:西村隆ノ介
絵:くらちなつき

購入はこちらから 

Photo Kaori Ouchi

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