09 May 2018
GINZA6月号 『OK,Ladies!』

オーケー、レイディーズ!
新しいギンザがはじまるよ。
リニューアル号は、ギンザレディのスタイルを初夏の空気に乗せてお届けします。巻頭ファッションストーリーでは春夏のコレクションピースからダブルカフスのシャツやスーパービッグジャケット、ロングドレスをピックアップ。足元はVANSやウエスタンブーツを合わせます。モードな服をオーセンティックに、コンサバな服はモダンに。そんな新生ギンザのステイトメントともいえるスタイリング集です。他にもショートパンツやサンダル(とペディキュア)、ワンピース……体いっぱいに風を感じるおしゃれが目白押し。読み物も気持ちのいい特集が続きます。「ピクニック」や「ガラスのグッドデザイン」、「半分くらい外の店」というちょっと面白い企画も。そして美容は素肌が勝負のこの季節。ぴかぴかフェイス作りの基本のきを一緒に探求しませんか。
一方、定例連載陣もフルリニューアル。人が恋に落ちる瞬間を描くならいま東京一の、ENJOY MUSIC CLUB 江本祐介さんのショートストーリーが始まります。平松洋子さんには忙しい日々の中で楽しむ料理のことを書いていただきました。松尾スズキさんは人生の謎について語っています。大好きな女性、市川実日子さんにも会いに行きました。そしてスマートな買い物について、ソニア パークさんの連載もスタート。餅は餅屋てことで、本は渋谷のジュンク堂に勤める岩渕宏美さん、日比谷コテージ店長の花田菜々子さん、「fuzkue」店主の阿久津隆さんがおすすめします。他にも町山広美さんのエンタメとか細馬宏通さんの音楽とか温泉とか理系男子とか古典入門とか器と花とか……ああ!書ききれない!
「時間ならないわ」 そんな都会のレディたちが、おやすみ前のベッドで、休日のソファで、のんびり読んでくれたらいいなと思って作りました。めくるたびアーリーサマーの風、新生ギンザの風を、感じていただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いします。
編集長 河田紗弥
GINZA 最新号(6月号)は、2018年5月11日(金)発売!
NYのレストランで席の準備を待ってたとき、「OK, Ladies!」と呼ばれた。オーダーを終え、食事が運ばれてくるまでのあいだに、ジワジワと照れてきた。さっきレディって呼ばれちゃった。こんなわたしもレディなんだ。
レディでいることは正直言ってとても楽しい。ステキなマナーで生きるとか、キュートな男の子とデートするとか。それとショッピング。マーク ジェイコブスのスーパービッグサイズのシャツをいかにもコンサバな様子で着る。ザ・ロウのロングドレスにいつものオーセンティックを履いてバサバサ歩く。シャツはいまダブルカフスにしか興味がない。あぁ今日もモードに心をくすぐられてる。でも、それがレディか。それこそがレディだ。ワクワクが止まらない。OK, Ladies!
公園の新緑にきらめく太陽。暖かい空気とともに立ち上る都市の香り。爽やかな5月の風にスカートの裾をたなびかせ、シュワっとビターなレモンスカッシュを飲みに、銀座の街へ繰り出そう。泡のようにはじける檸檬色の夏は、もうすぐそこ。
透き通ったものは、見ていてなんだか気持ちがいい。 光が差し込めば、涼やかな影を落とす。 それがきれいな形なら、なおのこと。 手に取り使いはじめれば、きっといい夏がやってくる。 愛でるべき、11の透明な形の妙。
半分くらい外の店へ。自分のいる空間と外、川、あるいは空。 まわりとの境があいまいになる店に、たまに出会う。
日差しが夏色を帯びてきました。 東京の街は湿った空気を吐き出して 毎日ほがらかな朝を迎えています。さて、スキンケアも衣替えのタイミング。 爽やかな風、軽やかな装いに似合うのは 飾り気のない、溌剌とした肌でしょう。ヘルシーな素肌があれば、 メイクアップはほんの少しで十分!それが、ギンザレディの肌支度。
ペディキュア、のペディは足を意味するらしい。じゃあマニキュアのマニは手なのか?まあそれはいいか。ペディキュアっていうのは言いにくいからペディちゃんとでも呼ぼうかな。冬はタイツに隠れてひっそり暮らしてたペディちゃんも夏は太陽の下でキラキラと輝く。そう、夏はペディちゃんの季節。サンダルの季節!
そりゃあ、もちろん!今年の夏もショートパンツを履くつもりでいる。たいした理由ならないけど、夏だから。自慢じゃないけど、スタイルなら自信ない。でもメンズのビッグサイズをドカッと履いたらいいじゃない?って思ってる。長めのトップと合わせてもいいし、思いきってカットオフしてもいい。だってほら、夏って、短いじゃない。
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