京都・祇園にある総合芸術空間「T.T」4周年を記念して、フレグランスブランド〈アルパ/ARPA〉が初上陸。2025年12月6日(土)から12月14日(日)まで、インスタレーション『THE IMAGINARY INSTITUTE OF SYNESTHESIA』が展開される。〈T.T〉の限定アイテムも登場!
京都・祇園「T.T」4周年を記念し〈ARPA〉日本初上陸
フレグランス販売のほか、香りを媒介にした体験ができるインスタレーションも

ニューヨークと京都を拠点にする〈T.T〉。創設者の髙橋大雅は、ファッションデザイナーでありながら、十代からアメリカンヴィンテージや古美術を収集してきたことでも知られるように、興味の分野は幅が広かった。京都・祇園にある総合芸術空間「T.T」も、彼の理念に基づき、ファッション、アート、建築が互いに呼応する実験的なスペースとして運営されている。
そんな唯一無二の場所「T.T」がオープン4周年を迎えた。その節目を共に祝うべく、〈T.T〉の思想に共鳴したパリ発のフレグランスブランド〈アルパ〉が日本に初上陸する。
〈アルパ〉の設立者であるバルナベ・フィヨンは、〈イソップ〉の元専属調香師。現在は、伝統的な香水づくりの枠を越えて、マルチディシプリナリーなアーティストとして活動中。写真やデザイン、植物学のバックグラウンドを持つ彼は、香りを視覚、触覚、聴覚の体験と結びつけた“共感覚的な芸術”として捉えている。創造性そのものが“共感覚(シナスタジア)”という現象に向き合うことで、新たな感覚の“交差点”を探ることをテーマに香りを手掛けている。
期間中は、〈アルパ〉の全ラインナップが販売されるほか、香りを媒介にした体験ができるインスタレーション『THE IMAGINARY INSTITUTE OF SYNESTHESIA』も展開される。
さらに限定販売される4周年を記念したアイテムも見逃せない。牛革へと進化した定番「ニュースボーイバッグ」をはじめ、背守り刺繍があしらわれた泥染の「カバーオール303」と「トラウザー202」、深みのある黒のタートルカーディガンなどが揃う。
記念すべき4周年という節目に開催される、五感を刺激するフレグランス体験。新しい香りとの出合いを探しに行きたい。
ℹ️
【THE IMAGINARY INSTITUTE OF SYNESTHESIA】
会期_2025年12月6日(土)〜12月14日(日)
営業時間_12:00〜19:00
会場_総合芸術空間「 T.T」
住所_京都市東山区祇園町南側570-120
Text_Nico Araki






