人気アニメの主人公として不動の人気を誇る“魔法少女”。かわいいコスチュームに身をつつみトラブルを解決していく姿には、年齢を問わず心が踊り出す。なかでも、“変身グッズ”は世代を超えて憧れの的。80~90年代アイテムをご紹介いただいた愛原さん、2000年代の作品を見せていただいたれれさんに続き、今回は1990年代の作品を中心に幅広く集めているみく太さんの“宝物”をご紹介!
『おジャ魔女どれみ』『美少女戦士セーラームーン』に魅せられて。アニメの“変身グッズ”は一生の憧れ!1990年代編
みく太さんは“魔法少女グッズ”好きの間で一目置かれる人気のコレクター。1990年代のアニメ作品を中心に蒐集をしているという。「きっかけは中学3年生の頃。幼い頃に見ていた『おジャ魔女どれみ』のグッズがどうしても欲しくて、十何年越しに手に入れたこと。同じくらいのタイミングで放送15周年を記念したガチャポンが発売されていて、懐かしい気持ちになっていたんですよね。そこから集め始め、大学生から本格的にコレクションするように」
永遠にドキドキさせてくれる
『美少女戦士セーラームーン』
「『美少女戦士セーラームーン』は漫画派で、アニメを飛び越えてグッズを集めていました。武内直子先生が描くキャラクターが好きだし、自分のペースで読み進められるので作品への理解度がより高まります。グッズの特徴は、とにかく存在感があること。戦士ごとの個性が出ていて、不思議とどれも惹かれてしまう」
『おジャ魔女どれみ』は
好きになったきっかけの作品
「『おジャ魔女どれみ』をビデオで観ていた幼い頃は、主人公たちのかわいさが単純に好きだったけれど、大人になって観返してみたら内容が深くて。例えば友達と喧嘩したとき、赤ちゃんを預かるとき、友達が亡くなったとき、色々なシチュエーションに向き合う作品でもあるんですよね。いつになっても寄り添ってくれる優しいお話なんです。音符をモチーフにしているグッズは、虹色でカラフル! 見ているだけで明るい気分にさせてくれます」
思わぬ再会を果たした
『ハートキャッチプリキュア!』グッズ
「『ハートキャッチプリキュア!』は2010年から始まった作品。デザインが好きなのですが、あるときその理由が明らかに。なんと『おジャ魔女どれみ』のグッズを手がけていたデザイナーさんが作っていたらしく、だからときめくのだと納得しました。香水になっている“ココロパフューム”、“シャイニーパフューム”は何個も持っている宝物。『ハートキャッチプリキュア!』のアイテムはすべてコンプリートしています」
懐かしの変身アイテムは
1作品1個に厳選
「『おジャ魔女どれみ』や『セーラームーン』、『ハートキャッチプリキュア!』は制限なく集めているのですが、そのほかの作品は基本的に1作品につき1個と決めるようにしています。そうしないと収拾がつかなくて(笑)。家にあるのは厳選されたラインナップです。購入はフリマサイトが多いです。基本的には作品名や商品名を検索していますが、実は“娘のおもちゃ”というキーワードが有力!大人になったお子さんの荷物を整理するときにお母さんが出品するケースがあるのですが、作品名が分からず、ざっくりと名付けられていて(笑)。そんなところにお宝が眠っていたりするんです」
食玩やガチャポンが
初心者にはおすすめ
「最近、お菓子売り場に並ぶ食玩やガチャポングッズたち。数々の変身アイテムが小さなサイズで、それもクオリティをを落とさずに作られているんです。最初はここから集めていくと、気軽だし場所もかさばらないのでおすすめ」
『カードキャプターさくら』や『おジャ魔女どれみ』、『美少女戦士セーラームーン』、『プリキュア』など人気タイトルを中心に展開。大人も集めやすい小ぶりなサイズで、ひとつ300円〜と気軽に買えるのも魅力。
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みく太
1990〜2000年代を中心に魔女っこアニメの変身グッズを収集し、InstagramやTwitterなどのSNSにて自身のコレクションを発表。そのたびに当時の作品ファンから懐かしの声が寄せられ、話題を呼んでいる。
Instagram>@iam39ta