No.332 / 2025年1月10日発売

MAGAZINE

5thアルバムのリード曲から生まれたスタイリングは？

SixTONES新アルバム『GOLD』の煌めくファッション

PROMOTION

90年代の上海を舞台に“シンプルな愛のかたち”を表現

写真家レスリー・チャンによる「パルコ」の春のシーズン広告が公開！

レスリー・チャン　上海　PARCO 2025年Spring

Pack for Colorful Life！〈アウトドアプロダクツ〉のスタンダード。

今月の小さなときめきは「グラフィカルな遊び心」

ハッピーを抱きしめる〈me ISSEY MIYAKE〉の日日是好日 vol.02

軽やかに夕暮れの街を駆けぬける

シンデレラの靴はニューバランス「990v6」

三陸ロケで“子ども返り”？自然と笑顔に包まれた撮影秘話

『サンセット・サンライズ』, 菅田将暉, 井上真央, インタビュー

INTERVIEW

特集担当スタッフのヒットアイテムがずらり

LIFESTYLE

東京ケンチク物語 vol.66

COLUMN

定番シューズを手に入れて

G's CHARM

『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』主演のアイザイア・レティネン降臨！

『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』, アイザイヤ・レティネン, インタビュー

ドラえもんを演じるのは、20代からの盟友、東京03・角田晃広

『ホットスポット』1話イメージイラスト／オカヤイヅミ（イラストでも全話振り返ります）

CULTURE

FASHION

新しいのに懐かしい

都心のワンルームから郊外の素敵な一軒家まで、センスのよい人の自宅をSNAP！おしゃれだけど実用的。センスのよい人たちが暮らしている部屋の「リアル」が盛りだくさん。インテリアの参考に。2018年12月から続くginzamagの人気連載。

私と部屋

毎日22時に更新。タロット使いのJON（犬）が、あなたのために毎日リーディング。その日の「対策」を星座別にお伝えします。

JON（犬）の毎日占い「 今日を過ごすヒント」

占い師章月綾乃さんによる、12星座別月間占い。星の声に耳を澄ませれば、過ごし方のヒントが見えてくる！ あなたの現在地点と今月の運勢は？

章月綾乃「開運レター占い」

おしゃれな人の持ち歩きコスメや、ポーチの中身を紹介。美の3か条、お気に入りの美容アイテムも伺い、美しさの秘密に迫ります。2018年4月から続く、ginzamagの人気連載。

きれいな人のポーチの中身

動くイラスト「メタ・イラストレーション」で注目を集めるクリエイター小川雄太郎さんが手掛ける連載漫画『トップスドッグズ』。洋服を模した犬のキャラクター“ロン”のゆる〜い日常をお届け。

トップスドッグズ

ファッション,スナップ,ストリートスナップ,カメラマン,カメラ女子,スナップショット

GINZA2月号

日用品,道具,雑貨,ファッション,合羽橋,インテリア

ハイセンスな86人の愛用品を大調査！

GINZA1月号

ファッション,お買い物,欲しい物,バッグ,シューズ,アクセサリー,ジュエリー,腕時計,GINZA,12月号

着たい！買いたい！やってみたい！

GINZA12月号

No.329 / 2024年10月11日発売

お話を聞いた人：夏井景子

なつい・けいこ&gt;&gt; フードコーディネーター、料理研究家。担当作に『天狗の台所』『ひだまりが聴こえる』。『天狗の台所 Season2』（BS-TBS／毎週火曜21時〜）が放送中。

昔からドラマに夢中だったという、料理研究家として活躍してきた夏井景子さん。食べ物を扱う内容なら必ずフードコーディネーターのクレジットをチェックしていたほど。そのパイオニア的存在である赤堀博美さんの養成クラスを、コロナ禍でケータリング業などが激減したのを機に受講したことで、憧れの世界への道が開けた。
「2023年3月に卒業した頃、先輩方とキッチンをシェアすることに。そんなご縁で、その方たちが昨年の秋ドラマの仕事を受けた時、私も誘ってくださって」
その作品は人気漫画の実写化『天狗の台所』。NY育ちのオンは天狗の末裔で、そのしきたりにより、兄の基が住む日本の田舎で14歳の年を隠遁暮らしする。四季折々の食材でつくる、基の素朴で味わい深い料理が、縁遠かった二人の距離を近づけていく物語。必ず登場する調理場面や食卓を囲む姿がキャラクターの気持ちを代弁するようで、夏井さんの仕事の重要性を感じる。
「まずは原作からメニューをピックアップし、必要に応じてアレンジを加えました。山菜のケーク・サレなら、撮影期間が夏で山菜が手に入らないので、キノコで代用。オンの宴のために山里の人に振る舞うお稲荷さんは、基の張り切り加減を表すちょうどいい華やかさの飾りをあれこれ吟味したり。自給自足のような生活だけれど、浮世離れしすぎないよう常に心がけていました」
撮影の3カ月前に全メニューがフィックス。1カ月半前から基役の駒木根葵汰さんたちと調理練習すると同時に、味も確認。クランクイン直前までレシピを練った。
「練習にも立ち会った今作のプロデューサーさんが食通で、キャストが食べた時の反応も大事にする方なんです。味は映らないけど、『もっと甘くして』などと注文がくるほど。ちゃんとおいしくつくって、撮影後にみんなで食べるのも楽しみでした」
撮影現場では、日々学びがある。
「映像上の色味には気を配っています。煮物の味をもう少し濃くしたい時、色が強く出てしまいそうなら、醤油ではなく塩を足したり。料理がきれいに見えるような器を選ぶという工夫もします。それに、つい手際よくやってしまうから、料理下手な登場人物に合わせて利き手じゃないほうを使ってみることも。あとは、買い出しについての気づきもありました。ドラマ制作では、食事シーンをさまざまな角度から撮ることが多いから、量に余裕をもって用意すべきということを知ったんです。自分の準備不足で作品の完成度が変わってしまうので、自戒の意も込めて気をつけています」
本作以外にもすでに2本のドラマを経験。今秋は『天狗の台所 Season2』の放送も。夏井さんが全話を担い、原作にはないオリジナルレシピも提案した。
「私は本当に不器用でいつも慌てていて、若いスタッフから“お転婆娘”と呼ばれるくらい（笑）。この仕事にはとにかく体力が必要です。それと、料理やエンタメが好きという気持ち。忙しいけど喜びも多いです」

ドラマ制作に関わる職人たち〜フード編〜

フード

🗣️

お話を聞いた人：夏井景子

画面には映ることのない、おいしさも追求。俳優から至福の表情を引き出すために

モードなドラマたち

🕊シェア