おしゃれな人は今、こぞって運動している!? 身体を動かすときだって、何を着るか、何を使うかを考えるのがもちろん醍醐味。賑やかに楽しむ一行を訪ねます!#みんなでこのアクティビティにハマり中
俳優・臼田あさ美がハマる「トレッキング」 その魅力とは?
登れば登るほど、心と体が軽くなる

登れば登るほど、
心と体が軽くなる
ある休日の朝、俳優の臼田あさ美さんが足を運んだのは茨城県中南部にある筑波山のふもと。ファッションデザイナーの工藤司さん、写真家の川島小鳥さんと共にトレッキングを楽しむという。1年ほど前から、気心の知れた友人とこうして山に赴くことが、彼女の楽しみのひとつに加わった。
「もともと運動は苦手なタイプ。何か始めても続かないことがほとんどでした。でも旅先で自然の中を歩いたり子どもとピクニックをしたりするのは好きなので、アウトドアは自分に向いているのかも。いい大人になって気づきました(笑)」(臼田)
この日登る筑波山は、標高877mの女体山と標高871mの男体山の二つの峰を擁する双耳峰。片道110分ほどの白雲橋コースで、まずは女体山側の頂上を目指す。「日本百名山の山に登るのは初めて」と臼田さんは期待を胸に歩き始めた。

お喋りをしたり、絶景や珍景に立ち止まったりしながらマイペースに歩を進めていくのが一行の登山スタイル。彼女を先頭に、3人の中では最も登山経験豊富な工藤さんが続き、カメラを携えた川島さんが時折シャッターを切りつつ追いかける。道中の話題もあちこちに転じ、昨年3人が登った東京・八王子の小仏城山での思い出話に。
「頂上に餅つきができる山小屋があると知って、臼田さんと行きたいねと話していたんです。予約できる餅が1臼(約12〜13人前の量)単位だったので、大勢で行かないとと。それで小鳥も誘って、8人くらいで行きました」と工藤さん。対して川島さんは「2日前くらいに誘ってくれて、何の装備もないから普段着で行きましたね(笑)」と振り返る。「司くんと小鳥の怪力コンビのおかげで美味しいお餅が食べられたし、すごく楽しかった。この時以来登山が好きになりました」と臼田さん。



Photo_Kotori Kawashima Text_Emi Fukushima