昭和生まれの喫茶店を紹介しつつ、その店をイメージして聴きたくなる名曲を、80年代好きライターの水原空気がレコメンド。Vol.30は、喫茶建築としても訪れたくなる横浜線·中山駅の「バウハウス」へ。
前回はミッドセンチュリーなインテリアとフルーツで人気の、日本橋「COFFEE LOTUS」。
80年代好きライターの純喫茶巡り Vol.30
昭和生まれの喫茶店を紹介しつつ、その店をイメージして聴きたくなる名曲を、80年代好きライターの水原空気がレコメンド。Vol.30は、喫茶建築としても訪れたくなる横浜線·中山駅の「バウハウス」へ。
前回はミッドセンチュリーなインテリアとフルーツで人気の、日本橋「COFFEE LOTUS」。
「バウハウス」とはドイツ語で「建築の家」という意味。モダンデザインの原点と言われるドイツの美術学校の名称としても有名だ。店主が、バウハウスの響きと意味を気に入って店名に。その名にふさわしく、非常に個性的な店構えとなっている。赤い屋根は、フラットな部分がありながらも左右非対称。古き良き欧州の空気感を漂わせつつ、幾何学的な造形がなんとも洒脱。オープンは1979年。未来や海外に憧れていた昭和のロマンが随所に溢れている。
photo&text_Kuuki Mizuhara