昭和生まれの喫茶店を紹介しつつ、その店をイメージして聴きたくなる名曲を、80年代好きライターの水原空気がレコメンド。Vol.29は、ミッドセンチュリーなインテリアとフルーツたっぷりのメニューで人気の日本橋「COFFEE LOTUS」へ。
前回は新旧の喫茶文化が溶け合う、盛岡の旅【後編】。
80年代好きライターの純喫茶巡り Vol.29
昭和生まれの喫茶店を紹介しつつ、その店をイメージして聴きたくなる名曲を、80年代好きライターの水原空気がレコメンド。Vol.29は、ミッドセンチュリーなインテリアとフルーツたっぷりのメニューで人気の日本橋「COFFEE LOTUS」へ。
前回は新旧の喫茶文化が溶け合う、盛岡の旅【後編】。
ミッドセンチュリーなインテリアで統一された「COFFEE LOTUS」。ミッドセンチュリーとは、20世紀中盤にデザインされた家具やインテリア、建築物などのこと。ミッドセンチュリーモダンとも呼ばれ、当時の人々が憧れた未来像が表現されている。1966年に開業した同店。1976年にリフォームされ、現在の原型が完成。同時代に欧州のカフェや宮殿、山小屋をモチーフにした内装が多かった中で、黒と木目をベースにしたミニマルなデザインは、かなり先鋭的だったはず。
Photo&Text_Kuuki Mizuhara