限られたスペースでもたくさんの服に囲まれたい。少数精鋭のアイテムとミニマルに暮らしたい。異なるタイプを目指す人にとってもきっとヒントになる、多種多様なクローゼットルールを拝見!#スタイルのある収納アイデア
🛋LIFESTYLE
スタイリスト篠原実可子さんのクローゼット
多彩な服と小物に囲まれた一間でクイックに着替える

篠原実可子さんの収納アイデア
日中は照明いらずで清々しい空気が漂う、勾配天井の部屋で二人暮らしをする篠原さん。2台のシングルベッドを衣装棚が囲む、なんとも愛らしいレイアウトだ。 「パートナーの荷物は私に比べて少ないので、別室へ。気づけばこのワンルームが自分だけのクローゼットみたいになっていました(笑)。朝起きた流れでここに座って全体を眺め、その日に何を着るか考えています」
そう示すのは、中心に配したベンチ代わりにもなる背の低いチェスト。趣味で集めている大量の靴下やタイツ、ランジェリーといった細々したものは中の引き出しに仕分けて収めている。壁際の二つのシェルフは用途も二分。季節や気分によって入れ替える畳みの洋服とアクセサリー、フレグランスを手前側に。靴やバッグ、彼と楽しむスノーボードなど、幅をとって登場回数の少ないものは奥の棚へ。
「古着好きが高じてファッションの世界に興味を持ち、今の仕事に。思い出深いヴィンテージも目に入るところに飾りつつ、お気に入りのショップやブランドの展示会で手に入れた品々がどんどん増えてきています」
個性の強いアイテムと喧嘩しないよう、家具はナチュラルなパイン材で統一。あくまでもリラックスできる空間と調和させることに気を配った。そんな巧みなバランス感覚は、日頃からアイキャッチなピースをさらりと取り入れる自身のスタイルとも通じる部分がある。
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Photo_Hikari Koki Text_Erina Ishida
