昭和の喫茶店を紹介しつつ、その店をイメージして聴きたくなる80’sの名曲を、80年代好きライターの水原空気がレコメンド。Vol.24は、海外の朝食のようなメニューが終日提供される、新馬場の「小さな部屋」へ。前回訪れたのは、大井町の喫茶レストラン「プロヴァンス」。
80年代好きライターの純喫茶巡り Vol.24
新馬場「小さな部屋」で外国気分のブレックファストを
新馬場「小さな部屋」
「小さな部屋」はコージーな喫茶店。その名の通りカウンターとテーブル2つだけのコンパクトな空間だ。メニューには、外国のホテル・モーニングを思わせるワンプレートがズラリと並ぶ。どれも古き良き日本の喫茶店スタイルもミックスされているで、懐かしいような新しいような、見ているだけでワクワク感が爆発する。最近は近所に新しいホテルが増えたこともあり、外国語を交わすお客さんも多い。その隣でシニアのみなさんがワイワイと和んでいたりと、国境も時代も超えてタイムトラベルできます。



オープンしたのは1976年。当初は喫茶&バーとしてスタートしたため、表には「COFFEE&BAR」の看板や、「Coffee Whisky & Music」のネオンが。ただ最近禁煙になったこともあり、いまは終日喫茶店として営業している。ネオン管もかわいいので必見です。
Photo&Text: Kuuki Mizuhara