世界的な観光地であり、女子の永遠の憧れ、京都。この街にお引越ししたライターYが、ストリートから神社仏閣まで、初心者目線で見つけた気になるモノやスポット、イケてる人たちなどなど、フリースタイルでご紹介します。前回は「Donoma Studio」。
🛋LIFESTYLE
京都の夏を100％満喫できる「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」
ライターYの京都通信 チャリで回って見つけた素敵なモノ Vol.24
今年は梅雨があっという間に過ぎ去ってしまい、その分夏がだいぶ長くなった感のある京都。避暑とホリデーをかねて、「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」に宿泊してきました。街中の喧騒を離れたロケーションにあり、豊かな緑に囲まれている上、屋外プール（しかも温泉！）も完備。アフタヌーンティーや季節に合わせたユニークなプランもたくさん。GINZA読者の夏休みトリップにもぜひ推したいホテルなのです。
客室数は114室、全7タイプ。母と一緒に泊まったのですが、この「鷹峯デラックス」は約50㎡と二人でステイするには十分な広さでした。
客室からは鷹峯三山の緑がどーんと。朝イチの景色はなんだかミステリアス。向かいに見える建物はオールデイダイニング「TENJIN」。
テーブルにはチョコレート専門店「dari K」のウェルカムクッキーと、オリジナルの扇子。京都の夏に扇子は必須なので、何気に嬉しい。
客室備え付けの本もグッドセンス。滞在中、ソファにゴロンと横になって読むのにちょうどいい。
スタイリッシュなバスルーム。ガラス張りになっていて、引き戸を開ければベッドルームとつながり開放的な設計に。
バスローブはここ最近泊まったホテルの中でダントツに着心地が良かった！もこもことコットンのW使い。
レストラン棟と客室棟をつなぐ水盤のアプローチ。生憎の雨だったけれど、しっとりとした風情が増してむしろラッキーだったかも。
アフタヌーンティーもおすすめ。季節ごとにテーマが変わり、8月末までは白桃をフィーチャーした「サマーアフタヌーンティー -納涼-」（一人7,000円〜）。お茶やコーヒーなどはフリーフロー。
マンゴーとパッションフルーツの”麦わら帽子”に、スイカのパルフェグラス。味はもちろん見た目的にもグッド♡
天然温泉をひいたアウトドアプール。ぬるめで雨の日にちょうどいい温度になっているので、みなさん天気を気にせずザブンといってました。
「ROKU KYOTOプールサイドサウナ」（90分1グループ12,650円）なる素敵すぎるテント式サウナのプランも。ビジターも追加料金で利用OK。晴れた日にリベンジしたい。
季節限定の個性的な宿泊プランにも力を入れていて、今回私は「祇園祭 特別宿泊プラン」でのステイでした。京都の夏の風物詩・祇園祭の山鉾巡行を特等席で楽しみつつ、スペシャルな朝ごはんもいただけちゃう！ということで、翌朝は早起きして8時にホテルを出発し、会場の老舗和傘店「辻倉」へ。
同プランは山鉾巡行が行われる前祭と後祭の2回開催。前祭では祭りのシンボル的存在・長刀鉾を含め23の山鉾が市中を練り歩きました。ビルの5階からの眺めは圧巻！
朝ごはんは、地元の老舗料亭「和久傳」の特製弁当。鰻と甘鯛のお寿司に加え、鱧南蛮漬けや鱧の子寄せなど、京都の旬の味覚・鱧も堪能。
会場の「辻倉」は1690年創業の和傘専門店。ショップには京都の舞妓さんたちも愛用しているシックな和傘がずらりと。
山鉾巡行を横目に、ミニ和傘作りのワークショップも体験。骨組みにノリをつけて、和紙を貼って、と思わず没頭。
お土産に厄除けのちまきと、山鉾柄の手拭いをいただきました。これで1年間、無病息災で楽しく過ごせるはず。
賑やかな街中も良いけれど、のんびり過ごしたいなら強くおすすめしたい宿。京都にまた一つ、お気に入りのホテルが増えて嬉しい。泊まらずともまた遊びに行く気満々なのでした。
Loading...
Photo&Text_Hiroko Yabuki
