GINZA編集部が、今月開催中の展覧会をレビュー！アート好きはもちろん、休日に何をしようか迷ったら、ぜひ足を運んでみて。
🎨CULTURE
9月に行きたい展覧会
今月のGINZA編集部レコメンド
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『難波田龍起』
《たたかいの日々》1963 世田谷美術館蔵
《原初的風景A》1987 東京国立近代美術館蔵
《群像》1970 東京オペラシティアートギャラリー蔵
《色彩によるデッサン》1951 東京オペラシティアートギャラリー蔵
《ヴィナスと少年》1936 板橋区立美術館蔵
《街》1951 世田谷美術館蔵
難波田龍起は、戦後日本の抽象絵画のパイオニアとして大きな足跡を残した画家。特定の運動に属することもなく、独自の道を歩んだことで知られる。東京オペラシティアートギャラリー収蔵品の多くを寄贈した寺田小太郎のコレクションを導いたコンセプトのひとつである「東洋的抽象」も、難波田龍起の作品との出合いがきっかけだ。生誕120年を機に開催される回顧展では、難波田の画業の全貌を四半世紀ぶりに紹介し、今日的な視点から検証するもの。
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illustration_Yousuke Kinoshita
