シャネル史上、初となった2020/21年秋冬 オートクチュールのデジタルコレクション発表。ライブストリーミングで誰もがリアルタイムに体験できると話題を呼ぶなか、注目の〈シャネル〉のコレクションが7月7日、七夕の夜(日本時間)に公開!写真家ミカエル・ヤンソンがとらえた映像ワールドは、それこそ満天の星空にも負けない輝き。夢の世界へのインビテーション、ぜひチェックしてみて。
プレシャスに輝く〈シャネル〉のオートクチュールがデジタル公開!

数々のアンダーグラウンドカルチャーが生まれたパリ9区のナイトクラブ『ル パラス』。〈シャネル〉のアーティスティック ディレクター、ヴィルジニー ヴィアールが今シーズン、イメージしたのが「夜明けに『ル パラス』から出てくるパンクなプリンセス」だ。
「タフタのドレスをまとい、ボリュームのあるヘアスタイルと、フェザーやたくさんのジュエリーを身に着けた女性」
それはガブリエル シャネルというよりカール ラガーフェルドからインスピレーションを得た姿だったそう。「カールならきっと美しくドレスアップしながら、同時にどこかエキセントリックな魅力を放つ女性たちと一緒に『ル パラス』に繰り出したことでしょう」と、複雑な洗練性を追求したオートクチュール コレクションについて語っている。
眩い輝きを放つジュエリーのような全30ルックと、ミカエル・ヤンソンによるショートフィルムは、〈シャネル〉の公式ウェブサイト、および全ての公式ソーシャルメディアで視聴できる。
今季はオートクチュールでのツイードの表現を再解釈。刺繍のルサージュやモンテックス、ルマリエなど傘下の名門アトリエの技術を総結集して、スパンコールやラインストーン、ビーズを装飾したジュエリーのように光り輝くツイードが作り上げられた。
ウエストをキュッと絞ったフィット&フレアなショートドレスは、まさに『ル パラス』から出てくるパンクなプリンセスのよう。ブラックやダークグレーの色調のなかで、時折登場するフラッシュピンクが新鮮に瞬く。
イヴニングは「ドイツの絵画からのイメージ。カールの世界を思って描いたのです」とヴィルジニー。洗練されたシルエットに緻密に煌めく3Dの花刺繍などオートクチュールならではのプレシャスなディテールを掛け合わせたロングドレスが登場。
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Photo: Mikael Jansson ©︎CHANEL Text&Edit: Aiko Ishii