自身の道を軽やかに切り拓くみなさんに訊いた、「かっこいいって何ですか?」#かっこいいのモノローグ
イラストレーター、アミティ・ミヤビの「かっこいいって何ですか?」。自由に、自分らしくいること
「自由であること。人の目を気にしている時期があったから、昔と比較できる。今の自分がかっこいいと思えます」。そう断言するのは、ワシントンD.C.から昨年9月に東京へ移住したイラストレーターのアミティさん。初めての一人暮らしで、チャレンジングな東京での生活が楽しいと語る彼女は、ノンバイナリーを自認する。
「Female to Maleのトランスジェンダーだと、フェミニンな服を着ていると周りが受け入れてくれないことも。でも、過去にとらわれず、未来に焦点を当てようと思って。だから、私にとって新しい場所である東京はすごくオープンマインドで、素の自分でいられる。今は、マスキュリンな服もフェミニンな服も着ます。今日の自分を楽しんでいければいい。自分自身でいることが心地いい」
落ち込んでいるときが一番うまく描けるというイラストは、「感情を描いている感じ。だから、もっと多くの人と関係していきたいと思っています」
ベスト ¥250,000、Tシャツ ¥85,000、パンツ ¥220,000、ソックス ¥53,000、シューズ ヒール3cm ¥114,000*すべて予定価格(以上ディオール | クリスチャン ディオール Tel: 0120-02-1947)
マリア・グラツィア・キウリがティーンだった頃の日記から着想。フェミニスト活動家、カルラ・ロンツィによる“I SAY I”のメッセージをのせたTシャツにブラボー。
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アミティ・ミヤビ
2001年、ワシントンD.C.生まれ。昨年9月より日本の大学で国際関係論やマーケティングを学びながら、モデル、イラストレーターとして活躍。作品はこちらから。
Photo: Shunya Arai (YARD) Styling: Tomoko Kojima Hair: KENSHIN (EPO LABO) Make-up: Yuka Washizu (BEAUTY DIRECTION) Text&Edit: Mika Koyanagi