〈ロエベ〉の最新ルックを着用した音楽家米津玄師を、写真家アルノー・ラジュニが撮影。ブランドの象徴的なアイテムが、米津の創造空間とシナジーを生み出す。
👗FASHION
〈ロエベ〉と米津玄師、モードな邂逅
FW23のメンズコレクションをアルノー・ラジュニが撮影
「アジアで最も影響力のある音楽アーティストの一人」と、〈ロエベ〉クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソンも賛辞を送る米津玄師。楽曲のみならず、ジャケットのイラストも手がけるマルチなクリエイターが、2023年秋冬のメンズコレクションをまとってルック写真に登場する。
米津の感性に満たされたセットでの撮影。漫画や小説、アニメーション作品といったインスピレーション源に囲まれてセッションが行われた。シャッターを切ったのは、フランス出身のファッション写真家アルノー・ラジュニ。虚げな雰囲気の中で、米津は新作のパズルトートとたたずみ、ラムスキンのワークウェアジャケットを着てピアノの前で思案を巡らす。
スタッズシャツからメタルの天使の翼を広げて。
艶やかなラムスキンのワークウェアジャケットとともに。
鮮やかなグリーンのドレープカーディガンに身を包んで、畳の上を浮遊する。
ツイステッドコートはラムスキンのしなやかな質感を活かしたもの。椅子に置かれたパズルトートには〈ロエベ〉らしいディテールが読み取れる。
ピクセル柄のジーンズとデニムジャケットで。
強さとセンシュアリティが同居するジャケット。
デニムというラグジュアリーで、何気ない日々にリズムをつける。
様々なカルチャー的背景に支えられたセンスが、類まれなクラフツマンシップと出合った。
ビビッドな色味と優雅なシルエットが、畳の上で不思議な存在感を放つ。
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Text: Motoko KUROKI
