2025年3月16日(日)まで、代々木のセレクトショップ「デケイ／Dekay」で、〈マブチタケヒロ／Mabuchi Takehiro〉〈エガミマサヒロ／Egami Masahiro〉、〈オーラム／Aulam〉の作品が受注販売されている。
👗FASHION
代々木のセレクトショップ「Dekay」で展覧会開催
ファッションスクール「coconogacco」で出会った3名による作品を受注販売
〈リトゥンアフターワーズ〉のデザイナー山縣良和が主宰するファッションスクール「ここのがっこう」は、日本のファッション界を牽引する多くのアーティストを生み出してきた。
今回「デケイ」で展覧会を開催しているのも、この学校で出会った3名のデザイナー。現在活躍の場を広げている〈マブチタケヒロ〉〈エガミマサヒロ〉〈オーラム〉による洋服やアクセサリー、鞄、エプロンなど、さまざまなアイテムの販売と受注を行っている。
〈マブチタケヒロ〉は、2022年、ITS(International Talent Support)アートワーク部門ファイナリストに選出された。手描きのチェック柄、刺繍、ニットなどテキスタイルに重点をおいてファッション表現の可能性を探っている。
〈エガミマサヒロ〉は、住宅街で過ごしてきた日々の質感と、育ってきた環境のなかで触れた都会的なカルチャーとの狭間で葛藤する自己を表現。刺繍の技法を使った創作活動をしている。
村尾拓美が手掛ける〈オーラム〉は、2022年、FFP(Fashion Frontier Program)準グランプリ受賞。女性向けカルチャーを起点とした新たな男性像を3Dプリントなどの新しい技術を駆使し探究。
〈エガミマサヒロ〉はアクセントになるバッグなどの小物を制作。
〈オーラム〉の衣服は、独特のパターン使いと素材で唯一無二の表情を放つ。
本展のために取り下ろされたヴィジュエルも見逃せない。写真は三ツ谷想、スタイリングは宮崎典子、ヘアメイクは、Yukiko Imanishiが手掛けた。
〈マブチタケヒロ〉によるチェック柄のファブリックはユニークな合わせ。
純粋にものづくりを楽しむピュアなクリエーションが詰まった作品群。個性の異なる3名のコラボレーションを見られる、またとない機会になっている。
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Text_Nico Araki
