👗FASHION

スタイリスト宮崎典子さんがいま欲しい東京ブランド9選

こだわり光る、キャッチーなあしらいが魅力

08 Apr 2025

得意なテイストが異なる若手スタイリスト4名に注目しているブランドとおすすめの店を教えてもらいました。それぞれのテーマに沿ってピックアップした今春ほしい新作をご紹介。#いま欲しい東京ブランド

宮崎さんが気になるのは
こだわり光るキャッチーなあしらい

夏の思い出に想いを馳せて

シチリアの海をテーマに生まれた。「多国籍の文化に触れてきたデザイナーさんなので、良い意味で日本ぽくない意匠。胸元のシェル模様の切り込みなど、どこかヨーロッパを想起します。片方の肩紐がこっそり外れる仕組みになっていて着脱しやすい」。ロンパース ¥75,900（ナディア）

繊細な編み地にうっとり

「よく見ると模様が途中から変化していて凝っている。切りっぱなしになった裾のカットワークまで美しい」。佐藤百華と宮崎風によるユニットが手掛ける。トップ ¥17,600、レギンス ¥16,500（共にユークロニア）

時を超えてニットとして蘇った

1930年代のスクラップブックにはさまっていたメッセージカードをジャカード編みで再現。「“時間”を軸に、良い年月が刻まれたヴィンテージアイテムを採集しモチーフにしているそうです。付属の竜頭型のピンズは端っこにつけてアクセントに」（宮崎／以下同）。ストール 66×82cm ¥35,200（アイムヒアー）

懐かしさから童心に返る

まるで子どもがいたずらにシールを貼ったようなデザイン。「オリジナルのボディの形が面白い。同じシリーズで古着のTシャツヴァージョンもあります」。“ファッションにおける日常の増幅とファンタジーの関係を探る”をテーマに掲げる安川貴信のブランドより。Tシャツ ¥23,100（ヤスカワ）

強いメッセージの台詞で装飾

デザイナー、ビアンカが影響を受けたドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』に登場する言葉を抜き出し、サスペンダーにプリント。「私も2点持っています。シャツの袖や背中にランダムに取り付けたい」。ミニサスペンダー各¥6,600、シャツ ¥60,500（共にリブリオメンドンサ）

力が抜けるとろけた笑顔

「ふにゃっとした表情に愛着が湧きます。リバーシブルではけるのが良い」。ポルトガルを拠点にする陶芸ブランドとコラボレーション。釜の熱さで溶けて崩れた陶磁器のスマイルをそのまま柄に採用。繊細なウールの光沢が美しく輝く。ソックス ¥4,620（コウタグシケン × フリズビーセラミック | コウタグシケン）