鋭角的な緑の丘や草原。パリの象徴であるルーヴル美術館の中庭、クール・カレに〈ルイ・ヴィトン/LOUIS VUITTON〉が2026-27年秋冬シーズンのショー会場として作り上げたのは、プロダクションデザイナーのジェレミー・ヒンドルによる、自然を抽象化した空間だ。
世界初の旅行かばん専門店を原点に持つブランドは、これまでもコレクションを通して観客を未知の景色へと誘ってきたが、今季の行き先は、フューチャリスティックな自然界。創業者のルイ・ヴィトンが、フランスとスイスの国境に連なるジュラ山脈からパリへと旅したストーリーをヒントに、ニコラ・ジェスキエールが新たなフォークロアスタイルを描いた。








