〈ティファニー〉が2018 年の広告キャンペーン「Believe In Dreams」を公開した。映画『ティファニーで朝食を』の名曲「ムーン・リバー」が、女優のエル・ファニングの歌声とヒップホップ アーティストのエイサップ・ファーグの歌詞でリメイクされ、新たに蘇った。〈ティファニー〉にとっては、これが初のレコーディング曲となる。動画付きで紹介する。
ティファニー、現代版リメイクはエル・ファニング

映画『ティファニーで朝食を』へのオマージュ
このキャンペーンでは、自由な精神を持つ女優エル・ファニングとアーティスト エイサップ・ファーグ、この両アーティストをフィーチャー。「ニューヨークは何でも起こりうる場所であり、〈ティファニー〉は夢が現実となる場所である」という〈ティファニー〉の理想を象徴している。
キャンペーンビデオは、エル・ファニングがニューヨーク5番街〈ティファニー〉本店のウィンドウを覗き込むモノトーンのシーンから始まる。これは1961年に公開された映画『ティファニーで朝食を』のオープニングシーンにオマージュを捧げたもの。その後、舞台はニューヨークのストリートが音楽や色彩で溢れる夢のような世界へと変貌する。流れるのはエイサップ・ファーグがオリジナルの歌詞を手掛けた「ムーン・リバー」のリメイク版。エル・ファニングが軽やかに美しい歌声を響かせる。
映画監督 フランシス・ローレンスが
ニューヨークに魔法をかける
撮影したのは、ポップカルチャーを代表するミュージックビデオや映画制作で知られ、映画『ハンガー・ゲーム』の監督も務めたフランシス・ローレンス。 ニューヨークのストリートは魔法のような背景となり、街に溢れるスタイルやエネルギーは、ライアン・ハフィントンの振り付けによるダンスで見事に表現された。エル・ファニングは、ティファニー ブルーをまとったキャストとともにニューヨークの街角を舞い踊る。
シーンを彩る「ティファニーT」、 「ティファニー ハードウェア」など〈ティファニー〉のアイコニックなジュエリーコレクションも目が離せない。
ーーエイサップ・ファーグは、次のように語る。
「僕はハーレムの出身です。有名な〈ティファニー〉の5番街本店からは遠い場所ですが、ミッドタウンにあるハイスクール・オブ・アート・アンド・デザインに通学していたため、毎日〈ティファニー〉の5番街本店の前を通っていました。何年もティファニーの前を歩いて通り過ぎていただけの僕の顔や声、作った歌詞が、そのブランド ストーリーの一部になる日が訪れるとは夢にも思いませんでした。これこそ、現実に起きた【夢】です。」
問い合わせ:ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク tel: 0120-488-712 www.tiffany.com