甘寛
🍴FOOD
【甘寛:下北沢】フードジャーナリスト渡辺P紀子お墨付き、東京NEW OPEN
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下北沢
ちょっとレトロな内装も店主のアイデア。
宇治金時 ¥1,050。濃厚な抹茶シロップのほろ苦さとあんこ(つぶあんかこしあんを選べる)の甘さの対比がいい。白玉ははったい粉入りで香ばしく、もっちり食べごたえあり。
1日15食限定のぱふぇ ¥1,080。豆乳小豆プリン、抹茶寒天、黒糖寒天など、食べ合わせよく作られている。
祇園の名店のかき氷が下北に。早く行かないと行列だよ。
待ちに待ったかき氷の季節です。下北沢の「甘寛」で味わえるのはなんと10種類。いちご、いちご練乳、練 乳金時、宇治金時といったスタンダードはもちろん、番茶レモンティー、番茶ミルクティーもおもしろい。果肉入りいちご和三盆ソースに自家製練乳など、ソースも盛り付けも独特です。あれもこれもと目移りして、つい2杯3杯いっちゃうかも。
実はこの店の店主は、行列が絶えない大人気の甘味処、京都「ぎおん徳屋」で修業し、原宿店のオープン時からクローズまで店長を務めた人物。あの、ぷるんつるんの本物のわらびもちが、また東京でいただけますよ。わらび粉はもちろん、あんの小豆はとよみ大納 言、砂糖は何種類かミックスするなど、素材と自家製にこだわって提供しています。幅広いメニューの中でも、とくに女子ゴコロをくすぐられるのが「ぱふぇ」。名物のわらびもちに、はったい粉入りの白玉、アイスクリーム2種など「甘寛」のオールスターがギュッと凝縮されたものです。
この店、目立ちません。まるで隠れ家。でも、ほんとうにいい甘味処です。かき氷の季節になったら、行列必至。早目に行くことをおすすめします。
「甘寛」
住: 東京都世田谷区北沢2-9-24 博 雅ビル2F
Tel:03-6804-9287
営: 12:00 ~20:30LO
休: 月(祝日の場合は営業、 翌火休)
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渡辺紀子
『アンドプレミアム』『ブルータス』などの食の特集でおなじみのフードエディター。「Pさん」という愛称で慕われている。
Photo: Yoichi Nagano Text: Michiko Watanabe