連日の暑さにそろそろ体も疲れてくる頃。今回は夏バテで食欲が落ちた体に元気をくれる、自家製ピクルスを作ります。好きな野菜で作れるので、定番のニンジンやキュウリはもちろん、ゴーヤやミョウガなど旬の夏野菜でもぜひ挑戦を。米酢で作るピクルスなのですっぱさもマイルド、他の料理にも合わせやすく、おやつにしてもヘルシーです。
🍴FOOD
好きな野菜とスパイスで、夏のカラダに美味しい自家製ピクルス
自家製ピクルス
材料
ピクルス液の材料（※保存瓶500mlで作る場合）
・水…150ml
・米酢 …150ml
・砂糖…小さじ1
・塩…ひとつまみ
・ローリエ…2枚
・胡椒(ホールのブラックペッパー)…10粒
・お好みで乾燥唐辛子…1本
好きな野菜…保存瓶の大きさに合わせて適量
作り方
保存瓶を煮沸消毒したら、カットした野菜をなるべく隙間ができないように詰め入れます。保存瓶の口いっぱいまで野菜を入れたら、粗熱のとれたピクルス液を注ぎ入れます。
冷蔵庫で一晩寝かせればピクルスの完成です！最初はサラダ感覚の浅漬けで、だんだんと味が馴染んでいきます。冷蔵庫で保存して、1～2週間ほどを目安に食べきります。
まずはピクルス液を作ります。ピクルス液の材料を全て鍋に入れ弱火にかけます。砂糖と塩が完全に溶けたら火を止め、そのまま冷まします。
ピクルス液をさましている間に野菜を準備します。野菜は好きなものでOKです。今回は色んな種類の野菜で作りますが、もちろん1種類の野菜で作っても美味しくいただけます。
野菜は綺麗に洗って種や皮を取り除いたら食べやすいサイズにカットします。ピクルス液が同じスピードで染み込むように、サイズは揃えて切ります。
ピクルスにする野菜は基本はカットするだけでOKですが、硬い野菜などは下処理することで美味しく食べられます。
枝豆はキッチンバサミで両端を落とします。
たっぷりのお湯で3分ほど（固めに）茹でます。
他の野菜に比べて固いニンジンは切った後に1分ほど下茹でをします。
レンコンは変色しやすいので、切ったらすぐに水にさらしておきます。
オクラは塩をまぶしてこすり合わせ、表面の毛を取ったらそのまま1分ほど（固めに）茹でます。
茹で終わってから、ヘタを落として食べやすいサイズにカットします。
スパイスで好きな味に
ローリエとブラックペッパーで作る基本のレシピに、自分の好きなスパイスを加えれば色んな風味が楽しめます。コリアンダーやディルなどのスパイスの他、昆布やだしパックを入れた和風ピクルスもオススメです。
ミニトマトは、ローリエ、ブラックペッパーにクミンシードを加えたピクルス液でエスニック風に。（※保存瓶500mlで作る場合、ピクルス液にクミンシード小さじ1/2～小さじ1程度をお好みで加えます。）
枝豆は、だし昆布と市販のアゴだしを入れたピクルス液で和風にアレンジ。ピクルス液に丸一日つけてからが食べごろです。（※保存瓶500mlで作る場合、ピクルス液にだし昆布5cm、粉末のアゴだし小さじ1/2程度をお好みで加えます。）
使う野菜、スパイス次第で色んな味が楽しめる自家製ピクルス。美味しいことはもちろん、冷蔵庫に余ってしまった野菜で作れば食品ロスも防げるとあって一石二鳥！見た目も可愛い瓶詰ピクルスはホームパーティやバーベキューの差し入れにしても喜ばれます。ぜひ試してみてくださいね。
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大川枝里子
着物スタイリスト・着付け師。“おばあちゃん的暮らし”に憧れて、骨董市巡りと暮らしの手仕事に勤しむ毎日。着物や昔ながらの暮らしの楽しみ方を紹介するwebサイト「kifkif(kifkif.me)」を運営。
@kifkif.me
