京都というと、香辛料が控えめの“京中華”が有名だが、それだけにあらず。オリジナルから、パンチのある“シビ辛”四川まで、今の京中華を映すバラエティ豊かな6皿を。#あの一皿をめがけて、京都の中華!
🍴FOOD
京都で食べたい中華の一皿:「龍門 本店」の鶏肉の葱油かけそば

「葱油の香ばしい香りと、とろみあるスープ。とてもシンプルながらなぜか美味しい」 (アーティスト、グラフィックデザイナー・本田千尋)
「本場の中国料理を本国と変わらぬ味で」と1996年に創業。現在は特級厨師の資格を持つベテランの料理長が腕をふるう四川料理店だ。麻婆豆腐、水煮牛肉など王道の皿が並ぶ中、本場の技法を使い、京都人向けに考案したオリジナルが、鶏肉の葱油かけそば。カリカリに炒めた鶏肉と鶏油が入るスープにストレートの中太麺。そこにネギ、唐辛子をのせて熱々の油をかけて仕上げる一杯は、濃厚さにノックアウト。
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Photo_Yoshiki Okamoto Text_Yuko Saito
