京都というと、香辛料が控えめの“京中華”が有名だが、それだけにあらず。オリジナルから、パンチのある“シビ辛”四川まで、今の京中華を映すバラエティ豊かな6皿を。#あの一皿をめがけて、京都の中華!
🍴FOOD
京都で食べたい中華の一皿:「中華のサカイ 本店」の冷めん

「1年中食べられる冷めんが鉄板!まさにソウルフードです」(ケータリング「GOHANYA SALT」・咲東美智子)
1939年、はじまりは喫茶店だった。壁に所狭しと貼られたお品書きに、クリームソーダやオムライスがあるのは、その証。戦後、中華料理店となって誕生したのが、冷やし中華“冷めん”だ。主役はツルンと喉越しのいい太麺と、それに絡む辛子が効いたクリーミーなタレ。それゆえ、具材は焼豚、キュウリ、海苔と実にシンプル。一子相伝で継がれる唯一無二の味は、いまや全国区の知名度を誇る。
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京都 本格四川料理 龍門 本店
住所_京都府京都市北区紫野上門前町92
Tel_075-492-5004
営業時間_11:00〜14:45LO(土日15:30LO)・17:00〜20:30LO
休業日_月(祝営業)
Photo_Yoshiki Okamoto Text_Yuko Saito