5月15日、カンヌ国際映画祭コンペティション部門にて『急に具合が悪くなる』(6月19日公開)がワールドプレミア上映され、23日の授賞式では、ヴィルジニー・エフィラさんと岡本多緒さんが「Best Performance for an Actress(女優賞)」を共同受賞した。『急に具合が悪くなる』は、がんの転移を経験している哲学者・宮野真生子さんと人類学者・磯野真穂さんが「病」をめぐって交わした往復書簡を原作に、偶然出会った、同じ名前の響きを持つ二人の女性──介護施設長のマリー=ルーと演出家の真理の魂の交わりを描く物語だ。授賞式を3日後に控えた会場で、脚本・監督の濱口竜介さんにインタビューを実施。本作が世界の観客に届いた実感と、偶然、そして言語化されない領域について聞いた。
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