石関智美さんにご紹介いただいたのは、大学教員兼プランターデザイナーの竹内一馬さん。
「京都精華大学デザイン学部の教員として勤務するかたわら、『植物と人との関わりをデザインし、豊かな生活を創造する』事を目的とした研究工房・PLANTS DESIGNを設立しました。自身が植物と暮らす中から発見した課題にフォーカスをあて、オリジナルプランターを制作しています。販売は準備中ですが、webサイトやSNSを通して、植物の新しい管理・展示方法を提案しています。」
一馬さんの暮らしの3か条
1.逆らわず
2.心地よく
3.丁寧に
作業場の写真です。生活できるアトリエを作りたくて、研究・制作スペースが確保でき、周辺環境も落ち着いているこの部屋を選びました。
植物を管理する自作のライト付きシェルフ。太陽光が弱い場所でも、タイマー制御の光で安定した管理環境を作ることができます。
移動手段は、10年程愛用している自転車。70年代に製造されていたBASSOの復刻モデルがベースのものです。ハンドルをブルホーンに、サドルをBROOKSのレザーにカスタムし、クラシックな雰囲気ながらも乗りやすい仕様にしています。
自宅のすぐ近くには鴨川が流れており、いつでもふらっと訪れて気分をリフレッシュできます。
制作のインスピレーションのもととなる自然の造形物を飾っている場所です。買ったり拾ったり、誰かにもらったりと、出会いは様々。
ここは水槽ルーム。照明を当て、水草を管理するためだけに使用している部屋です。水草でいっぱいの水槽がたくさん並んでいます。
大学では京都精華大学水槽学部(部活動)の部長を務めており、学生と一緒に毎年世界水草レイアウトコンテストに出品しています。みんなにはマックスさんと呼ばれています。写真は2018年のコンテスト出品作品。@AQUA DESIGN AMANO
ラジオメーターやモビールなども飾っています。自然エネルギーを可視化してくれるモノが大好きで、見つけてはコレクションしています。
愛読書の雑誌「planted」 。都市生活者に向けたボタニカルライフを提案するライフスタイルマガジンです。編集長いとうせいこうさんの切り口が新鮮で、毎号刺激がもらえます。残念ながら現在は廃刊・・・復刻してほしい!
こちらは陸上と水上が楽しめるテラリム水槽。自然を生活の中に取り入れる事に興味があり、多様な管理方法を研究しています。これからも続けていきたいです。