ファッションやアートなど、さまざまな分野の表現者たちが作りあげたプライベートルームを拝見。もの選びの基準、色彩へのアプローチ、スペースの捉え方。それぞれが追求する“居心地のよさ”とは?
🛋LIFESTYLE
イラストレーター・小田原愛美「愛おしい相棒たちと過ごす場所」|クリエイターたちの快適空間に潜入 vol.5

愛おしい相棒たちと過ごす場所
小田原愛美
イラストレーター
ぬいぐるみにフィギュア、ポップカラーに彩られたアートが所狭しと並ぶ、小田原愛美さんの賑やかな住まい。
「制作も家で行うので、基本的には引きこもり(笑)。だからこそ気に入ったものに囲まれていたいし、そこへの投資は惜しみません。今はゾンビコレクションを集約できるドールハウスを狙っています」
実家から譲り受けたJames Rizziのイラスト作品をはじめ、デザイナーだった父のDNAもちらほらと感じられる。
「小さい頃から、タワーレコードに一緒に行くと、気になるCDやレコードは全部買ってくれました。私の収集癖は父からの影響が大きいかもしれません」
家具や雑貨は好みの色を組み合わせて配置。随所にちりばめられたアニマルモチーフやヒョウ柄もスパイスを効かせる。
「よく行くのは渋谷の中古家具屋『memo』。ミッドセンチュリーの家具やシノワズリについ惹かれてしまいます」
収まりきらないぬいぐるみは天井に。どこにいても、視線の先には愛着のあるものたちが。小田原さんのクリエイションを後押ししてくれる、大事な存在だ。
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小田原愛美
イラストレーション、コラージュなど、さまざまな手法で作品を制作。買った物をひたすらアップするインスタグラムも。 Instagram→ @aimibought
Photo: Yuka Uesawa Text: Sakiko Fukuhara, GINZA