前回（私と部屋 vol.122）ご登場の安藤 小葉さんにご紹介いただいたのは、Yukari Okuyaさん。
🛋LIFESTYLE
私と部屋 vol.123 旅先で出合った一目惚れアイテム
ブルックリンを拠点にMIXスタイルを満喫
Yukariさんの暮らしの3ヵ条
1.旅先での一期一会を大切にする
私にとって、旅は欠かせないもの。家具やアートなど、訪れた国々でみつけたものをよく連れて帰ります。
2.「安い」という理由だけで物を買わない
もちろん良いものを安く見つけられたら最高ですが、それよりもフィーリングを大切に。
3.古いものと今のものをMIXさせる
ヴィンテージアイテムに、ほどよくモダンな要素を組み合わせるのが好き。お洋服もインテリアも同じで、ルールを設けるよりも、自分らしい色合いや心地のいいものを選んでいきたいです。
リビング＆ダイニング。どうやらこのスタイルの空間が好きみたいで、前のアパートも同じ間取りでした。床まである大きな窓は、猫が外を眺めるのにぴったり。天井が高いところもお気に入り。
ダイニングチェアはBrunswick社製のFiberglass ChairやArne JacobsenのT-chairなどを組み合わせています。古いのでダメージがありますが、やはり良いものは多少傷があっても全然機能するし、私は全く気にならない！というかむしろ好き。テーブルはローカルなフリマアプリで見つけて、知らない人のお家まで取りに行きました。ちなみに謎の黒い物体に見えますが、ウッドボウルの奥にいるのは猫です（笑）。
西ドイツ製のアイテムたち。この赤い花器は特に気に入っていて、60'sくらいのものなのにモダンな柄、というギャップに惹かれて購入。キャンドルホルダーはお香立てとして使用中。
お香やセージ、パロサントなどの香りが大好きで、そういったものを燃やせる器で好みのものを見つけるとついつい買ってしまいがち。窓際に置いているインヤン柄のストーンのスカルプチュアは街のフリーマーケットで見つけたもの。ものすごく重くて、運ぶのに一苦労しました…。
NYのお家は日本と違って、いわゆる“玄関” がありません。そのため物件に靴箱も元々付いておらず、家具屋さんで見つけたウッドシェルフをシューズ入れとして使っています。
「ブルックリン内で引越しをし、今の家は住み始めてまだ1年ほど。以前は結構ディープな地域に住んでいて、それはそれでローカル感を体験できて私好みでしたが、この近所は本当に治安もよく、周りにはカフェやレストラン、スーパーなどすべてが揃っていて、すごく住み易い！いつかは住んでみたいと思っていたエリアだったので、小さな夢が叶った感じです」
プラグやコードを隠すために、フレームに入れた写真などを床に置くのが好きです。手前の60'sの棚付き灰皿は一目惚れして購入。フォルムや小さなネジの形までこだわりがあって、「なぜ昔の人はこんなところまでかわいいものを作ろうとしたんだろう？」などと考えてしまい、ワクワクするアイテム。部屋の中でタバコは吸わないので、こちらもお香を焚くのに使用しています。
スカルプチュアや絵のプリントは旅先で見つけて購入することが多いです。ここに飾っているものは、メキシコ、キューバ、ニューメキシコなどを訪れた際に出合ったものがほとんど。
大きな鏡のあるバスルーム。木のフレームが特にお気に入り。ニューヨークで深めのバスタブがあるアパートを見つけるのはなかなか大変で、それもこの家が気に入った要素のひとつ。
ウッド系がどうしても多くなりがちなので、アクリルのカートをアクセントに。ちょうど良い大きさのものをずっと探していて、最近見つけました。ライトの上の壁に飾っているのは、フリーマーケットで見つけたアフリカンアーティストのアートを額装したもの。部屋に飾っているアートは、いただいたものや知人作家さんのものが多いです。
最後にルーフトップからの夜景を。マンハッタンが一望できるこの場所が大好きで「あぁ、わたしNYに住んでるんだなぁ」と実感させてくれます（笑）。この景色もこのアパートに決めた理由のひとつ。
Yukariさんの紹介する次回のゲストは、Sayaka Tokimoto-Davisさんです！
Edit&Text_saori uemura
