No.336 / 2025年5月12日発売

MAGAZINE

〈JNBY〉都市の人びとの物語をプリントにのせて

PROMOTION

〈無印良品〉理想のTシャツの条件

〈ボッテガ・ヴェネタ〉のバッグがつなぐ母と娘の物語

〈リプレイ〉がサポートするテニストーナメントでファッションSNAP

傘を持たず、軽やかな足取りで

雨の日が恋しくなる〈エーグル〉

ドレスアップは旬の厚底シューズで

ひと癖ありが気分。〈ソレル〉のモードな足元

日々を支えるヘアドライヤーの新色ジャスパープラムに出合う

Kanocoさんに聞く、ヘアと〈ダイソンビューティー〉の話

モダンで優雅な2025年リゾートコレクション

イタリアンワインとその産地に着想を得た〈タトラス〉の夏

ハイボールといただくフルコースをKAORUが提案！

「ジョニーウォーカー ブラックルビー」と3つのレシピ

JOHNNIE WALKER,ジョニー ウォーカー,ウイスキー,ハイボール,KAORU,レシピ,おつまみ,お酒,ジョニーウォーカーブラックルビー

日常にそっと彩りを与えてくれる〈GOOD GOODS ISSEY MIYAKE〉のバッグ

読書家の彼女の相棒〈MOKKO BASKET〉

「史上一番ヤバい元カレ」の衝撃！親友・向葵（森田望智）は知っていた？

CULTURE

GINZA編集部の、これ欲しい！

G's CHARM

相反するものが織りなす均衡

LIFESTYLE

やっぱりほしい！最新リカバリーサンダルをはき比べ

ザクザク編める、 花柄模様のハンガー収納

日本相撲協会の公式グッズが楽しすぎる

あなたとAYANAの一問一答    

BEAUTY

ベルサイユ賞受賞の記念企画『周辺・開発・状況ー現代美術の事情と地勢ー』が開催

最旬パンツルック速報vol.6

FASHION

連載漫画『ふたりとにひき、はじめました』

ふたりとにひき、はじめました

スニーカー愛が止まらない！

きれいな人のポーチの中身

とっておきのセルフネイル

私と部屋

毎日22時に更新。タロット使いのJON（犬）が、あなたのために毎日リーディング。その日の「対策」を星座別にお伝えします。

JON（犬）の毎日占い「 今日を過ごすヒント」

占い師章月綾乃さんによる、12星座別月間占い。星の声に耳を澄ませれば、過ごし方のヒントが見えてくる！ あなたの現在地点と今月の運勢は？

章月綾乃「開運レター占い」

トップスドッグズ

GINZA4月号

GINZA3月号

ファッション,スナップ,ストリートスナップ,カメラマン,カメラ女子,スナップショット

GINZA2月号

日用品,道具,雑貨,ファッション,合羽橋,インテリア

ハイセンスな86人の愛用品を大調査！

GINZA1月号

ファッション,お買い物,欲しい物,バッグ,シューズ,アクセサリー,ジュエリー,腕時計,GINZA,12月号

着たい！買いたい！やってみたい！

GINZA12月号

劇団雌猫 愛と浪費のおなやみ劇場

30歳独身の女です。私の周りでは第2次結婚ラッシュが来ております。中には婚活でスピード婚した友人もおり、めでたいことは理解しているのですが、一生結婚しないって言ってたじゃん、来年も年末年始一緒に過ごそうって言ってたのに…など裏切りのように感じてしまい、私、性格悪いな〜…と落ち込んで鬱々とする日々が続いております。
私は今後も結婚するつもりはありませんが、ライフステージが変わっていく友人と自分を比べて勝手に落ち込み、勝手に疎遠になる未来が見えます。この気持ちに折り合いをつけるにはどうすれば良いでしょうか。

4月だ、新生活！今月はユッケともぐもぐでお届けします。

春だね〜。もぐもぐさんは最近なにか変化あった？

実は引っ越しをしました。まじで疲れた！！単身じゃなくて家族がいると大変すぎる……。

家族での引っ越しって荷物も多くて大変そうだ…。無事終わった!?

終わったは終わったけど、部屋は片付いてないまま、見て見ぬふりをして暮らしてる（笑）。

荷解きって本当にめんどくさいよね。

ほんとにめんどい！がんばる!!!

応援しています！さて、今回は結婚のお話。もぐもぐさんは既婚で、私は未婚というコンビですね。

結婚ラッシュ、私はそこまで身の回りで感じなかったかもしれないな～。

私は27歳くらいの時に、1年で何度も結婚式にお呼ばれして、これがラッシュか…！と思った記憶があるな。

噂のご祝儀で金欠になるやつ！ みんな同世代ってこと？

そうだね！会社の同期とか、大学時代の一個上の先輩とか。でもコロナ以降は大々的に結婚式を挙げる人が身の回りで減ったのもあり、最近は全然結婚式って行ってないな。まあ、私が呼ばれてないだけの可能性もあるが……。

結婚式しない人増えてるよね。私は自分の結婚式はコロナ前にハワイでやったんだけど、海外を選んだ理由の一つに、双方の友人や親戚の人数あわせるのとかだるいと思ったから、というのもありました……。

もぐもぐさんらしいコメント！（笑）

遊びたいからハワイにいって、ついでに結婚式もしたパターン（笑）。お悩みと全然関係ないけど、冠婚葬祭だと会社にも長い休暇を申請しやすいので旅行にくっつけるのはひとつおすすめです。

しかし確かに、その卓の人数合わせ作業はすごく大変そうね。私も過去に新郎サイドとして出席した結婚式で、新婦さんがすごい友達が多い人で、卓のバランスが新婦7：新郎3くらいになってて同じ割合じゃなくてもいいんだ!?と思った記憶が（笑）。

全然起こりうるよね。相談者のからりさんは結婚願望がなく、でもライフステージが変わって友人が離れていくのがつらいということなのですが、既婚者の私も気持ちわかる部分は全然あるよ！

独身の私ももちろん分かる。結婚はまだしも、出産した友達は本当に時間が合わなくなるんだよなぁ。

どうしても自分の都合だけで動けなくなるもんね〜〜。ユッケさんは結婚式ラッシュの時ってつらみもあった？俺をおいてお前ら……みたいな（笑）。

どうかなあ〜〜。私自身はずっと結婚願望がなかったし、ラッシュがあったとはいえ、周囲にはまだ独身の友達も結構いたのね。だから当時はあんまり気にならなかったけど、そこからさらに時が経ち、35歳になった今、第3次結婚＆妊娠ブームみたいなのがきてて（笑）。

あ～～！ 確かに今の方がきてる感あるかも。年齢的にも結婚から妊娠・出産までが短いケースも多くて、展開早くかんじるよね。

そうなんだよね。それで結婚＆出産した友達から「ユッケも1回結婚してみるといいよ」って言われたりもして。これまでは興味ないからふーんって流してたけど、この歳になると、いざ「子ども欲しい！」ってなった時に、年齢的にもう産めなくなってる可能性もあるのか…？とか、うっすらした不安が付きまとうというか。

そうだよね。私も結婚も出産もたいして興味なかったタイプで、でも経験したら楽しいことも多かったので「やってみたら？」って言いたくなる気持ちもわからなくもない。でもね〜、じゃあそのまま独身だったら楽しくなかったかっていうとそういうわけでも絶対ないから。別の楽しさじゃん、絶対。

そうなんだよね。オルタナティブな世界…。

他人と自分だけじゃなくて、自分とオルタナティブな自分も比べないほうがいいとは思う。今の己と向き合うしかねえ、この世界線の……。 まあ「それができたら苦労しねえよ！」って言われるかもだし、私もそう思うけど！（笑）

ほんとだねえ。からりさんのご相談に戻ると、結婚した友人に対して一人で勝手に「裏切り者！」と思ってしまって、そんな自分に対して自己嫌悪に陥っているというのが一番の悩みポイントなんだよね。自己嫌悪に陥らない方法はあるのだろうか。

私は、多少は仕方ないとは思う。別れろ！とか呪い始めたりしたらよくないけど、「えーん！！！」ってなるのは、別にいい。と思うけどな。

たしかにね。

裏切り者～～！！って心の底から憎んでるんじゃなくて、よかったね、お幸せに！って気持ちと、距離ができたようでさみしい気持ちが同居してるから、自己嫌悪になっちゃうんだもんね。やさしい。

私は今年、占いで「新しいことを始めるより、自分磨きをした方がいい1年」と言われているので、ひたすら内省しているのですが。その中で「他人に対して、信頼はするけど期待はしないようにしよう」という結論に行きつきました。

その心は？

「信頼」は、これまでの相手とのやり取りを積み重ねるなかで「この人なら大丈夫だ」って思える気持ちのことじゃん。でも「期待」は、相手の未来に対して「こうしてくれたらいいな」って、自分勝手に望むことなんだよね。

なるほどね。相手のこれからの行動や考えがどうなるかなんて何も分からないもんね。自分のことすらわからないのに！

そうなの。からりさんも、友達に対して「独身同士でいる」っていう「期待」を無意識にしてしまってたから裏切られた気持ちになっているのかも。でも、これまでの楽しかった思い出は嘘じゃないから。思い出を振り返って、いい「信頼」の関係を積み重ねていく方法を模索できたらいいのかなと思った。

いいね！ 逆の視点で言うと、私は疎遠にされて寂しかった側の経験もあるんだよね。出産した直後に、仲良しグループの子たちが何人かで集まってて。「え、誘ってよ！私も行きたかったよ!!」ってなったの。でもみんなは、「お子さん産まれたばっかだしね」って気を遣ってくれてたんだよね。

おーん……。断らせるのも申し訳ないから誘うのやめとこうか、ってなったんだろうね。

そうそう！ その気持ちもすごくわかるし！ なので、その後「私は誘ってほしい派なので気にせずよろしくです」と伝えて、スタンスを明確にしておいた。

スタンスを明確にするのは大事！

からりさんもお友達側のスタンスも確認しておけると円滑かもしれないね。たとえば、3ヶ月に1回くらい映画に行こう！とか、このグループのライブは一緒に行こう！みたいに、ふわっと約束しておくと、変化に左右されずに続きやすいかもしれない。夫や子どもじゃなくて、友達とだからしたい遊びってたくさんあるからさ!!

いいね！私が仲良くしてもらってる会社の先輩も、お子さんが2人いて仕事も忙しい人なんだけど、「月に1回は絶対一緒に飲みたい！」と約束してるの。なんとかスケジュールを合わせて、時には昼から飲んだりしてる。

最高だね。確かに子どもがいると昼飲みしたくなるんだよ！ 仕事に余裕のあるときは、平日17時から約束して飲んだりしてる。20時には解散してまっすぐ帰宅。それはそれで楽しい。

健全な飲み会（笑）。

私は、結婚報告を聞いて落ち込んでくれるくらい、自分と遊びたい、年末年始一緒にすごしたい！って思ってくれてる友達がいたらきっと嬉しいな～とも思った。からりさんも変に遠慮せず、お友達に声かけてみてほしいな。年越しを一緒に過ごすのが難しいなら、大晦日の昼から飲んでいこう！（笑）

もちろん、これを機に新たに年越しできる独身の友達を作るのもありだとは思うんだけど。ライフスタイルが変わった友達とも、いい関係を続ける方法が見つかるといいよね。

少し形は変わっても、からりさんとお友達の友情がこれからも続きますように～！

☆次回はもぐもぐ・かんが登場します☆ 
あなたの悩みも聞かせてね。投稿フォームは<a href="https://ginzamag.com/categories/culture/415138">こちら</a>。

劇団雌猫

平成元年生まれのオタク女4人組(もぐもぐ、ひらりさ、かん、ユッケ)。2016年12月にさまざまなジャンルのオタクがお財布事情を告白する同人誌『悪友vol.1 浪費』を刊行し、ネットを中心に話題となった。2017年8月には『浪費図鑑』(小学館)として書籍化。現在はイベントや連載などに活動を広げながら、それぞれの趣味に熱く浪費している。“女たちの装う理由”を集めた劇団雌猫原案のコミック『だから私はメイクする』(フィールコミックス)が<a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B084MGKFSJ/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&amp;btkr=1" target="_blank" rel="noopener">発売中</a>。

結婚でライフステージが変わった友人に「裏切られた」と感じる…この気持ちにどう折り合いをつけたらいい？

質問

今月の悪友: からりさん

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