前回（私と部屋 vol.133）ご登場の橘さんにご紹介いただいたのは、kurryさん。
🛋LIFESTYLE
私と部屋 vol.134 イエローとブルーの交差点
家族で描く手づくりの色彩空間
kurryさんの暮らしの3ヵ条
1. 家のことは大体を妻に任せる
2. 子どもの「楽しい」をつくる
3. 出したら出した場所にしまう
キッチンは妻のイメージ通りに。当初予定していた場所から壁沿いのL字型へと変更したり、床も含めタイル貼りにしたりと、手間がかかりましたが一番気に入っている場所です。扇が重なったようなフォルムが印象的な照明は「WANT ANTIQUE」で購入したアンティークのストリングスランプ。
椅子の形はバラバラですが、ブルーに塗って統一感を出しています。昔見た雑誌にこんなダイニングが載っていて、とても印象的で素敵だったので真似をしました。テラゾー柄のフロアタイルは床っぽさがなく、汚れも目立ちにくい。小さいものを落とすとなかなか見つかりませんが、気に入っています。
洗面所は廊下とつなげてオープンに。キッチンと同様、白い陶器タイルで仕上げています。目地の色に合わせて、カーテンもパキッとしたイエロー。
娘がキャンバスに初めて描いた絵と、息子の誕生日に使用したバルーンは、もったいないので照明に取り付けてオブジェ的に。
アーチ型の入り口から見た廊下。家族みんなで、紙粘土で工作したベジタブル壁掛けをディスプレイ。
家族が増えるタイミングで引越しを検討中、新居をセルフリノベーションしようと決意。YouTubeなどで独学しながら、内装業時代の知り合いも色々助けてくれ、トラブルだらけでしたが何とか半年程かけて完成しました。ちなみに僕はその作業期間のおかげで、10キロも痩せることができました（笑）。
DIY MAGAZINE等を参考に、部屋の解体からほぼ一人で挑んだリノベーション。思っていた何倍も大変で、完成が間に合わず、水回りだけが使えるくらいのほぼ工事現場の状態で入居することに。さらにそこへ家電やソファが届き、息子が無事生まれ……。当時はとてつもなくハードでしたが、今思えば笑い話であり、良い思い出です。
リビングルームに物はあまり置かないようにしていますが、手づくりの特大バナナとニンジンのクッションはここへ。壁にある絵は、二人の我が子をイメージして描いたもの。大阪市立科学館のギフトショップで一目惚れした、大きな月のラグもお気に入り。
息子用にDIYした棚。片面は野菜や果物のおもちゃなど、お買い物ごっこディスプレイ。もう片面は絵本を飾れる仕様に。
玄関横の棚は、まだまだ模索中のエリア。右上と左下のモチーフ花器は〈アンソロポロジー〉。下段にある〈ローレンス・ブラバン〉のグラスの、シンプルで繊細なデザインに惹かれます。
kurryさんの紹介する次回のゲストは、kikaさんです！
Edit&Text_saori uemura
