26 Jun 2022
南ロンドン出身のポピー・アジューダ『ザ・パワー・イン・アス』|G’s MUSIC REVIEW

6月のエンタメをレビュー!GINZA編集部がレコメンドする新譜をご紹介。
『ザ・パワー・イン・アス』
ポピー・アジューダ
(Virgin Music Label&Artist Services)
トム・ミッシュとのコラボで音楽ファンをざわつかせた南ロンドン出身のポピー・アジューダ。ソウルやR&B、ジャズを横断するサウンドに乗るのは、社会的・政治的なテーマをストレートに反映したリリック。「Playgod」では人工妊娠中絶を禁止する米アラバマ州の州法案を受け、女性自身が自分の身体について決定権を持てないことへの憤りを吐露し、「London’s Burning」ではイギリス文化における移民の重要性を歌うなどクールに問題提起する。
Recommender: 奥浜レイラ
音楽・映画のMC。2年間握りしめていたチケットを持って、コーチェラ・フェスに行ってきました。
GINZA2022年6月号掲載