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綿矢りさの疾走感に満ちた一冊『嫌いなら呼ぶなよ』|G’s BOOK REVIEW

綿矢りさの疾走感に満ちた一冊『嫌いなら呼ぶなよ』|G’s BOOK REVIEW

10月のエンタメをレビュー!GINZA編集部がレコメンドする新刊をご紹介。


『嫌いなら呼ぶなよ』
綿矢りさ

『嫌いなら呼ぶなよ』 綿矢りさ

(河出書房新社/¥1,540)

インスタのフォロワーを“私の信者”と名づける会社員、ユーチューバーを応援しすぎる女子、妻とその友人たちに不倫を暴かれるビジネスマン、作家とライターの対立の板挟みになる編集者。彼らの内面を描く4編の文章は、ブレーキをかけないことを決めたかのような疾走感に満ちている。綿矢りさが何をも恐れず先鋭化していくのを目の当たりにしていると感じる一冊。

Recommender: 北村浩子

フリーアナウンサー、ライター。『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』『私の解放日誌』に浸かる毎日です。

GINZA2022年10月号掲載

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