パリコレクションを中心に、ランウェイで発表された数々のヘッドピースを手がけたヘア&メイクアップアーティストの加茂克也。自らの思いで撮り溜めた作品集『KAMO HEAD』が、2021年3月16日(火)よりリリースされる。
🎨CULTURE
加茂克也の作品集『KAMO HEAD』が発刊。22年間のアートピース約220点を収録
パリコレクションを中心に、ランウェイで発表された数々のヘッドピースを手がけたヘア&メイクアップアーティストの加茂克也。2020年、惜しくもこの世を去ってしまった彼のアートピースを、自らの思いで撮り溜めた作品集『KAMO HEAD』が、2021年3月16日(火)より発売される。価格は、12,100円(税込)。
加茂は、1965年福岡県生まれ。1988年にモッズヘアに所属し、キャリアをスタート。パリ・ミラノコレクションのランウェイを始め、国内外のモード誌や広告ビジュアルのヘアメイクを手がける。2015年に「KAMO HEAD」を立ち上げて独立したあとも、さまざまな舞台で活躍していたが、2020年2月に54歳で死去した。インスピレーション源に昆虫の死骸やキノコ、鳥の羽根などの奇抜なモチーフを用いるという、加茂ならではのユニークなアイデアも印象的だった。
Photograph ©hiromasa sasaki
今回発刊される『KAMO HEAD』には、1997年の〈ジュンヤ・ワタナベ・コム・デ・ギャルソン〉から〈アンダーカバー〉、〈シャネル〉、〈ミントデザインズ〉、〈アンリアレイジ〉まで、病で倒れた2019年までの22年間の思いが詰まったアートピース、約220点を収録。加茂がこれまでに制作した、独創的で美しい作品を堪能することができる。
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Text: Kurumi Fukutsu