橘高つむぎが語る最新映像トピックス：Netflixが日本アニメの柱に？今見ておきたい『日本沈没2020』

たくさんのコンテンツがあふれる今、特にチェックしておきたいことをピックアップ。識者が語る、映像業界のニューウェーブに注目！#最新映像トピックス

Netflixが日本アニメの柱に？
『日本沈没2020』をチェック!

近年〝映像化が難しい〟と言われていたマンガ作品が次々とアニメ化されています。たとえば今年上半期の話題作、アニメーターを目指す女子高生3人の物語『映像研には手を出すな!』では、妄想の乗り物がぐわっと動き出すアニメーションに大興奮！

この作品を手がけた湯浅政明監督は、アニメファンで知らない人はいない存在。Netflixで配信中の、小松左京原作『日本沈没2020』も監督の作品で、次回作は2021年公開予定の映画『犬王』。キャラクター原案が松本大洋、脚本は『逃げるは恥だが役に立つ』の野木亜紀子という注目作です。また昨年の『鬼滅の刃』の大成功は、〝テンポの良さ〟と〝映像化によって躍動感が増した戦闘シーン〟が大きかったと思います。原作も含め、作品の人気をぐっと底上げしましたね。

今後の注目は、配信ならNetflix。スタジオや日本のトップクリエイターと提携して良質な作品を作ろうとしています。配信作品を地上波で放送する「+Ultra」（フジテレビ系／水曜深夜0:55〜）枠も要注目で、今年の夏からWIT STUDIO制作による、天才詐欺師が主人公の『グレートプリテンダー』が放送中。映画であれば、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ4部作の最新作にして最終作、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』ですね。公開を心して待ちたいと思います！

Netflixオリジナルアニメシリーズ『日本沈没2020』 Netflixにて全世界独占配信中 ©“JAPAN SINKS: 2020” Project Partners

『日本沈没2020』（Netflixで配信中）。2020年の東京を舞台に、突如発生した巨大地震と“家族の物語”を描く。全10話。

『：序』『：破』『：Q』を経た、新たな結末とは。今後の情報をチェックしよう!（近日公開）#©カラー