06 Mar 2023
古着のお店をナビゲート。ユニークなニューウェーブ
待ち望んだ実店舗がオープン！
Esmeralda Serviced Department
コアなファンを集め続ける「エスメラルダサービスドデパートメント」が オンラインから飛びだして出店！独自の世界観をのぞいてきました。
広さに驚く店内はスタイリッシュそのもの。EC時代からスタイリング、撮影までセルフメイドのヴィジュアルに定評があり、センスが内装にもあふれている。奥には年代も国も問わず直感でいいと思った服を、卓球台を模したテーブルにはジュエリーや小物をレイアウト。セレクトと古着が混合する空間で何を選ぶ？
ニットブランド〈エドナ〉を入り口に。
購入者にはその場で印刷したカードとステッカーがもらえる。
オリジナルのカシミアスウェットも。
古着もユニセックス提案で垣根なく並ぶ。
古着もユニセックス提案で垣根なく並ぶ。
カルチャー発信型のお店も
DAMMIT TOKYO
ホラーハウス？いいえ、古着店です。制作プロダクションも兼ねている「ダミット トーキョー」。「アートやMV、ブランドのイメージカットなどの制作事業も手がけているんです」と、オーナーの雪さん。
アーティスティックな活動もするヴィンテージショップとして、2019年に店舗をオープン。彼の感性によって蒐集されたメルヘンなアイテムが店内に飾られているのも興味深い。古着の買い付けで今年はヨーロッパに初渡航。「オリジナルの香水や旅の写真集も販売しています」
いざ、モダンで妖しい洋館に迷い込もう。
自由に話ができる談話スペースも併設。
自主制作したCMを再生中。
タグには生産国や年代などを記載。
積まれたコンテナにもお宝が。
さまざまなジャンルの古着がMIX。
ウワサの市場のショップを探訪
GREEN DOOR
市場の一角でデニム愛を発信
多摩地区最大の市場・大東京綜合卸売センター内にあるヴィンテージデニムとリペアの専門店。かつて店主が4年住んでいた上海に通ずる雑多な雰囲気に惹かれ、昨年オープン。90年代以前のアメリカ製のものを軸にそろえ、刺繡や再構築など手を加えたリメイクも。買い物した後はオーナーおすすめの場所で食事はいかが？
店奥の緑色のドアが店名の由来。「食が好きな人はなぜかデニムラバーも多い気がします」と店主のOCさん。常設のユニオンスペシャルによるチェーンステッチも対応可。
GREEN DOOR
住: 東京都府中市矢崎町4-1 大東京綜合卸売センター内551
営: 9:00〜17:00、日祝11:00〜17:00
Tel: 042-319-1463
休: 水
Photo: Shu Yamamoto, Miyu Yasuda Text: Fumika Ogura, Minori Okajima
GINZA2022年12月号掲載
